世界初・リムジン仕様のテスラ「モデルS」がeBayにて販売中。但し、まだ未完成状態

2020-05-27

アメリカの100%電気自動車を製造・販売するテスラのスポーツセダンタイプ「モデルS」をリムジン仕様に改造した個体がインターネットオークションサイトeBayにて販売中。
このリムジン仕様の「モデルS」は、2015年から改造を続けられてきた世界で初めての記念すべき一台で、元々の新車価格は約1,000万円と非常に高価な個体ですが、今回は約800万円からの入札価格となっています。




リムジン仕様に改造された個体は、車体を真っ二つに切ったあとにプラットフォームを全てアルミ製に変更。

車体フレーム等もオリジナルアルミパーツを流用することで、車体の剛性を限りなく劣化させずに細心の注意を払ってきたと言います。
しかしながら、今回オークションサイトに出品するにあたり、何故かこの車両の完成度は90%と中途半端な状態に。
その理由について出品者曰く「この車両には、新しいオーナーが何を考えていても、何かになる可能性がある希望の一台です。私たちは保証なしでこの車を販売しています。私たちはリムジンを製造するメーカなので、追加料金さえ支払っていただけたら完成させることができます」とのこと。

何やらよくわからない屁理屈を立てての出品となっていますが、それであれば何故最初から完成させて出品しなかったのか非常に疑問に思うところ(もはや形が既にリムジンとして成り立っているため、ここからスタイリングを変更することは非常にリスクが高い)。

Reference:CARSCOOPS

関連記事①:納屋にて約50年間放置されていた希少なジャガー「XK120」を発見。そのままeBayにて出品、価格は?


アメリカ・ウィスコンシン州のとある納屋にて、1950年代に登場した希少モデル・ジャガー「XK120」が納屋にて放置されていたところを発見。
見るからに異常なまでにボロボロで、エンジンも完全に使い物にならず、自走も不可能でありながらもインターネットオークションサイトeBayにて出品されていることが判明しました。
この個体は、1950年代後半に製造されたモデルとのことで、当初242台がアルミニウム製で生産された1948年末からのロット品ではなく、量産モデルとしてスチール製に切替えられた後の一台とのこと。

ボディのデザインは、ジャガー創業者であるウィリアム・ライオンズによるもので、美しいプロポーションとエレガントな曲線が戦前の「SS100」と同様のスタイリングとなっていました。
生産当初は、オープンタイプのロードスターのみで、1951年にフクストヘッドクーペが登場し、更に1953年には巻き上げ式のウィンドウと内張り付ソフトトップのドロップヘッドクーペが誕生。
ちなみに、今回登場している個体はドロップヘッドクーペとなりますが、その美しいスタイリングはかなり残念な結果となっていますね。

インテリアにおいても腐食やら錆びやらの影響もあってステアリング周りが無残な姿となっていますね。
電装関係もむき出しととなっています。

足回りも完全に錆びてしまっており、レストアするには相当な時間と費用がかかりそうです。

参考程度ではありますが、こちらの個体のパワートレインは排気量3.4L 直列6気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力165psを発揮。
駆動方式は後輪駆動(FR)で、トランスミッションは4速MTのみとなります。
ちなみに、車名にもなっている「XK120」の”XK”は直列6気筒自然吸気エンジンの型式名称であるXKからで、”120″は公称最高速度が120mph(193km/h)を超えることからその名がつけられました。

なお、このボロボロに放置されていた「XK120」のeBayでの最高入札価格は約460万円という高値が付いており、今後ももしかすると更に価格が上昇していく可能性もありそうですね。

関連記事②:映画「ベイビー・ドライバー」にて使用されたスバル「インプレッサWRXリミテッド」がeBay出品→約800万円にて落札

アメリカで公開されたアクション映画「ベイビー・ドライバー」にて登場した、2006年式のスバル「インプレッサWRX」がeBayにて出品されていたことが判明。
この個体は、元々入札価格が約300万円だったのですが、映画にて使用されたというプレミア価値により、徐々にその入札金額が上昇。
最終的には入札件数71件、落札価格約800万円という金額にて落札されました。

「ベイビー・ドライバー」では、今回出品されたレッドカラーの「WRX」が登場するのですが、今回登場している個体は後輪駆動に変換された特別な個体で、更には映画の撮影にて大迫力を見せたパワーライドとハンドブレーキのターンを行うためにディファレンシャルを装備。
走行距離は、約25万kmとかなり走り込んだ個体となります。

とは言いながらもコンディションは非常に良好で、映画の撮影が終了後、この個体は最善の限りメンテナンスが行われていますが、キズ等は当時の撮影のときのままとなっています(ある意味それがプレミアなのかも)。

関連記事③:テスラの世界限定33台「ロードスター」が中古車にて販売中。お値段は驚きの1億円だ。

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テスラの2010年に世界限定33台販売していた「ロードスター」が中古車市場に販売中
走行距離は約3万km走行していながらも、お値段驚きの1億円とのことです。

なお、この「ロードスター」はプロトタイプであるため、正式量産された「ロードスター」は限定数台レベルであるとのことがわかっています。

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