車種なんて関係無い。フォード歴代パフォーマンスモデル達がレーシングバトルを繰り広げる【動画有】

2020-05-26

フォードの歴代パフォーマンスモデル達(8車種)が、バルセロナ郊外のモーターランド・サーキットを貸し切って車種一切関係なしの1ラップのみとなるレーシングバトルを開催。
これらパフォーマンスモデルは、フォード・チップ・ガナッシ・レース・チームの専属ドライバたちによる豪華な顔ぶれにてバトルが行われます。

登場するモデルは、「マスタングGT」、「マスタングGT350R」、「フォーカスRS」、最新2018年モデルの「フィエスタST」と2017年モデルの「フィエスタST」、「F-150 Raptor」、公道仕様モデルの「フォードGT」とレーシングモデルの「フォードGT」となります。

今回のレーシングバトルは、加速性能に不利なモデルを先行させるハンディタイム方式となっており、「F-150 Raptor」を1番手に、11秒後には「フィエスタST 2017」、その2秒後(13秒)には「フィエスタST 2018」、その5秒後(18秒)には「フォーカスRS」、その3秒後(21秒)には「マスタングGT」、その10秒後(31秒)には「マスタングGT350R」、その7秒後(38秒)には公道仕様の「フォードGT」、そして最終の10秒後(48秒)にはレーシングモデルの「フォードGT」の順にスタートしていきます

いずれのモデルも、一切手抜き無しのガチンコ勝負となっていますが、とにかく2種類の「フォードGT」が速いこと速いこと。
ゴール間際では、あわやクラッシュ寸前とヒヤヒヤするシーンがありますが、そのあたりはプロのレーシングドライバだけあって、しっかりとコミュニケーションをとりながらコーナーを攻めるシーンは見ていてとても気持ちが良いですね。

【Ford Performance Time Trials | Ford Performance】

Reference:CARSCOOPS

ちょっとした意外な事実。
関連記事:フォード「フォーカスRS」と「マスタングGT350」がドラッグレース。ほとんど差が無かったという衝撃【動画有】(2018/1/1投稿)

フォードのホットハッチモデルとなる「フォーカスRS」と同社「マスタングGT350」がドラッグレースバトルを繰り広げる動画。
以下のスペックの通り、車体サイズやパワー、足回り等において「マスタングGT350」がかなり優位ともいえます。

フォード「フォーカスRS」スペック
・エンジン:排気量2.3L 直列4気筒エコブーストターボ
・最大出力:350ps(公開当初よりも30psアップ)
・最大トルク:440Nm
・0-100km/h:4.7秒
・最高速度:266km/h
・車体重量(パワーウェイトレシオ):1,599kg(4.57kg/ps)

フォード「マスタングGT350」スペック
・エンジン:排気量5.2L V型8気筒エンジン
・最大出力:533ps
・最大トルク:581Nm
・0-100km/h:-秒
・最高速度:-km/h
・車体重量(パワーウェイトレシオ):1,719kg(3.23kg/ps)

「マスタングGT350」の0-100km/hの加速時間は不明ながらも、パワーにおいては「フォーカスRS」に劣る部分は無く、圧倒的な大差をつけて勝利するかと思いきや、ほとんど差が開かないという結果に(っという「フォーカスRS」が僅差で勝利するという衝撃)。
やはり「フォーカスRS」の軽量さとエコブーストターボによる加速が効いているのかもしれないですが、ここまで初期加速において差が生じないというのも中々の驚きではありますが、このまま距離を延長すれば後半の伸びで「マスタングGT350」が優勢となっていたことは、言うまでもない事実なのかもしれません。

【Ford Mustang GT350 vs Ford Focus RS】