中々にイケてる。EV3輪車「モデル・ソンダーズ」が2019年4月からデリバリースタート

2020-05-26

アメリカのスタートアップ企業であるソンダーズ(SONDORS)が、昨年開催されたアメリカ・ロサンゼルスオートショー2017にて出展のEV3輪車「モデル・ソンダーズ(MODEL SONDORS)」を正式に販売スタートし、更には2019年4月には直接顧客に向けて出荷する体制が整ったと発表。
ソンダーズは、クラウドファンディンにて資金を集めて、MTBタイプの電気自動車を販売した企業。約6万円にて販売を続けてきたこともあって、安定した人気を得てきた注目の企業でもあります。

そんなソンダーズが今回発表したEV3輪車「モデル・ソンダーズ」は、まるでテスラの新型「ロードスター」や「モデルS」のような風貌を持ち、フロント2輪、リヤ1輪の斬新的な3輪スタイル(室内はフロント2席、リヤ1席の3人乗り)となります。
価格帯としては約112万円と意外にもお手頃で、ゼロ・エミッション・パワートレインとしては0-100km/hの加速時間は6.2秒、最高時速193km/hと国産スポーツカー顔負けのスペックを持ちます。


バッテリ充電に関しては、リチウムイオンバッテリパック110V又は240Vの家庭用コンセントにて充電が可能となっています。
また、今回のEV3輪モデルには、2グレードラインナップされていて、エントリーグレードは航続可能距離が約120km、ミッドレンジが240km、そしてトップレンジが320km走行可能となっています。

「モデル・ソンダーズ」は、今年の1月初めに予約受付を開始しましたが、僅か24時間で5,000件以上の予約を受け付けており、予約金となる11,200円も受取済み。
これだけの低コストでありながら、国産スポーツ顔負けのスペックを持ち、おまけにエコともなれば、今後の新たな自動車業界を大きくにぎわせる一台になるのではないかと思いますね。
なお、来月より開催予定のスイス・ジュネーブモーターショー2018への出展については特に情報は有りませんが、アメリカ以外にも欧州での販売も視野に入れている企業なだけに、もしかすると今後の欧州やアジアでのモーターショーでも出展してくる可能性は十分にありそうです。

Reference:CARSCOOPS