これ本当にBMW?「M235iグランクーペ」の開発車両をキャッチ、ダウンサイジングターボで300馬力発生か

2020-05-26

ドイツの極寒地帯にて、BMW「M235iグランクーペ」の開発車両をキャッチ。
今回キャッチしている個体は、前モデルとなる後輪駆動タイプの排気量3.0L 直列6気筒ターボエンジンからダウンサイジング化により、排気量2.0L 4気筒ターボエンジンへと置き換えられることになります。
またこの個体には、MINI John Cooper Worksのエンジンと同じものを使用し、最高出力300hp、最大トルク400Nmを発揮する新しいターボと燃料管理システムを搭載されることになり、競合モデルとしてはメルセデスベンツAMG「A35」が妥当なところかと思われます。
パフォーマンスとしては、0-100km/hの加速時間が約5秒で、トランスミッションは6速MT又は8速ATのいずれかの選択が可能となっています。


外観を確認していくと、フロントエンドグリルはキドニーグリルというよりは、長方形のシンプルなグリルとなっており、BMWではよく見かけるカモフラージュデザイン。
ヘッドライトも奥行きのある変わった形状であることから、まだまだ開発の初期段階にあると思いますが、パッと見ではBMWとは思えない程のカモフラージュっぷりですね。

サイドから確認していくと、4ドアクーペといった印象で、車体のスタイリングも非常に滑らか。
足回りにはテスト走行用と思われブラックペイントのアルミホイールに、ブルーのブレーキキャリパカバーが装着されています。

リヤデザインを確認…できませんね。
完全に雪で覆われてしまい、色んな意味で確認しようの無いほどの分厚めカモフラージュが施されています。
ただ、リヤエキゾーストパイプは長方形にカットされており、これは「X3 M40i」で見たデザインと非常に似ています。
(従来の「2シリーズ」や「X2」は丸いエキゾーストパイプを装着)
なお、今回の開発車両からは内装を確認することはできませんが、噂によれば「X2」にも採用のブルーのコントラストを加えたカラードステッチやアルカンターラシート、タッチスクリーン、Apple CarPlay、iDriveといった機能も装備される可能性が高いとのことです。

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Reference:autoevolution