これは大注目。今は亡きオーナーのポルシェ12台が一挙にオークションに出品

2020-05-26

来月3月9日より開催のアメリカ・アメリア島のコンクールデレガンスにて、RM Sotheby’sオークションよりポルシェ12台が一挙に出品することがわかりました。
今回の出品は、以前の記事でも紹介した究極の「ポルシェ964シリーズ」12台とはまた別のオークションブロックとなっていて(12台というのはあまりにも偶然ですが…)、2016年8月に亡くなった軍用防衛請負業者(現ゼネラル・ダイナミックスの一部)のジェームズ・G・ハスカル氏の所有物でもあります。
航空兵器や武装兵器といった専門的なものを好むジェームズ・G・ハスカル氏ですが、一方では熱狂的なポルシェファンということもあって、今回の出品物はプレミア価値を持つ個体ばかりとなっています。

関連記事:マニア必見!ポルシェ「964シリーズ」12台が一挙にオークションに登場(2018/1/12投稿)


そんな気になるポルシェコレクションを見ていきましょう。
まずは1987年式のポルシェ「959 Komfort」。
生産台数242台のみとなるこちらの個体ですが、走行距離は約7400kmと低走行。
予想落札価格は約1億円~1.34億円と言われています。

959 Komfort(1987)

続いては、2005年式のポルシェ「カレラGT」。
ボディカラーは同車の象徴ともいえるシルバーカラーで、インテリアはブラウン系のフルレザーシートを採用。
走行距離は、僅か190kmと低走行。
予想落札価格は約9,600万円~1.12億円と言われています。

CarreraGT(2005)

続いては、1960年代のポルシェ「356カブリオレシリーズ」。
いずれも、予想落札価格は約2,200万円となっています。

続いては「911シリーズ」。
やはり1969年式の「911S」はプレミア価値が高いのか予想落札額は約1,800万円~約2,000万円。

こちらは最新モデルとなる2016年モデルの「911GT3RS」。
予想落札価格は約2,000万円~2,800万円とふり幅は意外にも大きいですね。

911GT3RS(2016)

こちらは1996年式のポルシェ「993ターボ」と1997年式の「993ターボS」。
いずれも予想落札価格は約3,600万円~約4,200万円となっています。

最後は1989年式のポルシェ「911カレラ・スピードスター」。
こちらの予想落札価格は約2,800万円~約3,600万円と非常に人気の高い一台となっています。

911カレラ・スピードスター(1989)

Reference:CARSCOOPS