アメリカ・UBER(ウーバー)が引起こした自動運転での死亡事故動画が公開。どう考えても未然に防げていた件【動画有】
アメリカの自動車配車ウェブサイトならびに配車アプリサービスを提供するライドシェアリング大手企業のウーバー・テクノロジーズ(UBER)が、ボルボのSUVモデル「XC90」にて、アリゾナ州テンピのミルアベニューとカレーロードの交差点にて完全自動運転実験を実施していたところ、自転車を引きながら歩行していた女性(49)をはねてしまう死亡事故が発生。
※ちなみに、完全自動運転試験を行っていたボルボ「XC90」は上の画像の通り。
この死亡事故は、UBERのテスト車両の外側と内側のオンボードカメラにて撮影されていて、女性をはねる直前までの映像がテンペ警察より提供されています。
事故の映像を見るからに、明らかに女性が横断しているシーンを確認することができ、手動運転であれば確実に事故を防止できていたレベルですが、外側から内側に撮影されていたオンボードカメラでは、自動運転試験を行っていたドライバが明らかな”よそ見運転”を行っていたことがハッキリとわかり、車両停止を試みる姿も見受けられません(ドライバははねる直前で気づいた模様)。
なお、今回の死亡事故によりアリゾナ州やカリフォルニア州、オハイオ州にて実施てきた公道での完全自動運転試験は全て中止となりました。
ちなみに、「UBER(ウーバー)」は現在世界70か国、地域450都市以上にて展開されるほどの超人気サービス企業で、日本でも2014年から都内の一部においてサービスが開始されています。
Tempe Police Vehicular Crimes Unit is actively investigating
the details of this incident that occurred on March 18th. We will provide updated information regarding the investigation once it is available. pic.twitter.com/2dVP72TziQ— Tempe Police (@TempePolice) 2018年3月21日
Reference:autoevolution