何と…ランボルギーニからアド・ペルソナム対応可能な電動自動車が販売

2020-05-26

イタリアのスーパーカーメーカ・ランボルギーニと言えば、最初は農業用トラクターの販売からスタートし、スーパーカーブームの火付け役となった「カウンタック」、そして最新モデル「アヴェンタドールSVJ(イオタ)」の販売を控え、徐々に人気を高めつつありますが、今回同社から衝撃の電動自転車が販売されます。


今回ランボルギーニから提供する電動自転車は、5年以上の研究が行われた、先進技術の真の傑作になっているとのことで、要求の高い顧客向けに設計された電動自転車の範囲は、当面は2種類のモデルから構成されると言われています。そのうちの一つはマウンテンバイクであり、もう一つはオンロード仕様にて開発されています。

電動自転車の名称については特に明らかにされていませんが、ランボルギーニ・ロゴとエンブレムが貼付され、更にはランボルギーニの特別オーダーシステムであるアド・ペルソナムプログラムが適応可能となっています。

販売時期としては、ランボルギーニ・オンラインサイトにて5月からスタートします。
価格については今のところ不明ですが、かなり高額であることは確か。
なお、変速ギヤは8速(さすがにデュアルクラッチでもシングルクラッチでもないが…)で盗難防止PINを標準装備し、べダル踏込を防止するリヤハブロックを備えています。
後輪は、移動を容易にするために5秒以内に取り外せるような設計が施されています。リチウムイオンバッテリーはフレーム内に組み込まれています。
バッテリー容量については、エコモードで最大145km走行可能となっています。

なお、ランボルギーニの創設者であるフェルッチオ・ランボルギーニ氏の息子 トニーノ・ランボルギーニ氏は衣類関係や香水等のビジネスを拡大し、その娘のパトリツィアさんはウンブリアにてランボルギーニ・ワイナリーを運営する等、自動車分野以外でも様々なところで運営が展開されていますが、今回の電動自転車の販売を皮切りに更なる事業拡大が予想されています。

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Reference:autoevolution