100台目最後のパガーニ「ウアイラ」のレンダリングが公開。ルイス・ハミルトンをイメージしたクールな一台

2020-05-26

パガーニ「ゾンダ」の後継モデルで、世界限定100台のみ生産される「ウアイラ」の”100台目”のレンダリング画像が遂に公開されました。
「ウアイラ」は、ケチュア語で”風”を意味しており、南米の先住民が信仰する神の名でも有名ですね。


この特別にデザインされた「ウアイラ」は、Prestige Importsの最高経営責任者であるBrett David氏に納車される予定の個体で、車両自体はパガーニ・マイアミのディーラに到着します。
ちなみに、この個体の名前は「ll Ultimo」。

ボディカラーは、ルイス・ハミルトン氏のフォーミュラ車両からインスパイアされたシルバーやブルー、イエローを組合わせており、固定式の大型リヤウィング、ルーフ・スクープを含む特徴的なパーツが複数存在します。

インテリアにおいては、シートがホワイトの本革シートを採用し、それ以外のところではボディカラーと同じブルーとイエローのアクセント、そしてアルミニウムやカーボンファイバパーツを多く使用していますね。

パワートレインは、排気量6.0L AMG製V型12気筒ツインターボチャージャーエンジンを搭載し、最高出力720hp、最大トルク1,000Nmを発揮します。
価格帯については不明となっていますが、2億円超えは濃厚と言ったところでしょうか。100台目の「ウアイラ」ですから、相当なプレミア価値が付くことは間違いないでしょう。

なお、パガーニは今後、「ウアイラBC」のオープンモデル「ウアイラBCロードスター」、2025年にはオールエレクトリック製のモデルが登場する予定となっています。

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Reference:CARSCOOPS