新型「GLS」?メルセデスベンツ・マイバッハが北京MSに向けてコンセプトモデルを発表【動画有】

2020-11-14

今月末より開催予定の北京モーターショー2018にて、メルセデスベンツ・マイバッハが新たなコンセプトモデルを発表すると同時にティーザー映像も公開しています。

今回公開されている約30秒のティーザー映像では、車体外観を確認することはできませんが、ホログラム式と思われる大型センターコンソールが登場し、更には間接的ではあるもフラッグシップSUVモデル「GLS」を匂わせるような動画となっています。


センターコンソール以外には、「ヴィジョン・メルセデス・マイバッハ6カブリオレ」でも見られたアルミ採用のステアリングホイールや、ウッドトリムを用いたダッシュボードとドアパネル、そして複数のゴールドアクセントが加えられています。

シートにはホワイトレザーを採用し、マイバッハロゴやアンビエントライティングを用いることでラグジュアリーな雰囲気を演出。

前回報告されている情報によると、メルセデスベンツ・マイバッハとして登場予定の「GLS」は、「ヴィジョン6コンセプト」のようなフロントグリルや新デザインのホイール、マッサージ機能を備えたシートヒータ付リヤシート、ロングホイールベーススタイリングを持つと言われています。

パワートレインについては、マイルドハイブリッドとプラグインハイブリッドユニットの2種類がラインアップ予定となっていますが、根本となるエンジンについてはメルセデスベンツAMG「GLS63」のV型8気筒ツインターボエンジンが濃厚とのこと。

プラットフォームについては、MHAプラットフォームに基づく新設計で、AMG「GLS」よりも軽量で燃焼効率は向上されていると言われています。

Reference:CARSCCOOPS

関連記事:メルセデスベンツ・マイバッハ「GLS」が年内に登場?予想レンダリングも公開(2018/3/21投稿)

メルセデスベンツの最上級ブランドとなるマイバッハより、全く新しいSUVモデル「GLSクラス」が年内に登場するかもしれないとの噂が浮上しています。

マイバッハからは既に「G650ランドレー」と呼ばれる「Gクラス」ベースの超高級グレードが販売されていますが、これとはまた異なるスポーツ&ラグジュアリー仕様で、おまけに「Sクラス」をベースとしたデザインやスタイリングにより、圧倒的な存在感となる一台を発表する可能性が高そうです。

また、今回併せて「GLSクラス」の予想レンダリングも公開されていますが、このレンダリングを担当したのはデジタルアーティストのNikita Aksyonov氏で、上記にもある通り、メルセデスベンツ・マイバッハのいくつかの特徴を上手くトレースしたデザインとなっています。

特に、フロントグリルやホイール、クロム類は「Sクラス」を大きく踏襲しており、ベントレー「ベンテイガ」やロールスロイス「カリナン」、ランドローバー「レンジローバーSV」、ランボルギーニ「ウルス」といったプレミアムSUV市場のトップと言える立ち位置に同じ土俵として立ちはだかるモデルとして登場することが予想されています。

ただ、その一方でキャデラック「エスカレード」やリンカーン「ナビゲーター」、レクサス「LX」、インフィニティ「QX80」といった個体も存在するため、こうしたプレミアムSUVの中でも同じ土俵に立ち、他を寄せ付けない圧倒的な存在感と特別な装備を持つことは確実で、メルセデスSUVの代表的な一台になるのではないかと思われます。