アウディが大胆発言「2025年までには世界販売台数の半分がSUVになる」→アメリカは既に50%以上

2020-05-26

年々SUV/クロスオーバー市場が熱くなる中、フォルクスワーゲンやBMW、メルセデスベンツはもちろんのこと、ランボルギーニやベントレー、ロールスロイスといったスーパーカー/ラグジュアリーカーを販売するメーカでさえもSUV/クロスオーバー販売を本格的に始動していますが、その中でアウディがこうしたモデルの販売傾向と将来的な立ち位置について説明しています。


今年5月度の販売台数を発表したアウディは、2025年までに世界中のアウディ車両の販売台数の50%がSUV/クロスオーバーになると大胆発言。
なぜ、こういった発言を自信満々に放ったかということ、既に同社のアメリカでの売上高の51%がSUV、欧州では33%、そして中国では34%と年々その数値を高めていると説明。

アウディ曰く、世界中で現在最も人気あるSUVモデルは、新型「Q5」であるとして今年は125,750台世界中で販売されており、5月だけで24,700台も販売され、2017年5月に比べて+16%も増加したとのことから、SUVモデルの需要が日々高くなっていることを実感しているのだとか。

こうした傾向を見据えて、アウディは来年早々にもエントリークロスオーバーモデルとなる「Q1」を発売する計画を持っており、更にはランドローバー「レンジローバー・イヴォーク」やBMW「X2」といった競合モデルを対象とした新型「Q4」の計画も進められており、来年からはどんどんとSUVモデルのラインナップ化が加速していきそうな予感がします(既に数日前には「Q8」も発表され、今にノリにノッテいる)。

なお、アウディはEVタイプSUVにも多額の投資をしており、来年にはオールエレクトリックモデルの「e-Tron Quattro」が登場する予定で、2025までには20台の電気自動車が販売される計画(少なくともその中には2種類のゼロエミッションSUVも入る)となっています。

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Reference:CARSCOOPS