アウディ「Q8」が発表前日にリーク。「Q7」とは全く異なるスポーツクロスオーバーに

2020-05-26

以前から公開されてきたアウディの新型スポーツクロスオーバー「Q8」に関するティーザー映像のエピソードシリーズに加え、明日の6月6日には中国・深セン市にて世界初公開予定となっていますが、まさかの前日にリークするというハプニングが発生。

今回リークしている量産モデルの「Q8」は、コンセプトモデルと比較して忠実に再現されたデザインとスタイリングを持ち、フラッグシップSUVの「Q7」とは全く異なるスポーツタイプのクロスオーバーといった印象を受けますね。


まずフロントデザインを確認していくと、ヴァーティカル・クロムスロチップと対照的なグレーサラウンドのシングルフレームグリルを身に付け、グリル側面には大型エア取入れ口と細長いLEDヘッドライトを装備。
ブラックのアウトパネルやシルバーのスキッドプレートと複雑なプレスラインがスポーティなデザインを際立たせています。

サイドから確認していくと、緩やかな傾斜のルーフと大きくかけられたCピラーが確認でき、サイドプロファイルには「Q8」の最もスポーティともいえる角度が設けられています。
サイズ的には「Q7」に比べて非常にコンパクトで、スタイリングとしてはどちらかというクーペタイプのクロスオーバーといったところでしょうか。
フレームレスのサイドウィンドウもスポーティさを際立たせます。

こちらはリヤデザイン。
「Q8」にはリヤテールゲートマウントスポイラーとスポーティなリヤバンパーが装備されています。
非常に薄いストリップにて接続されたLEDテールランプとデュアルエキゾーストシステムが更にスポーティさを向上させていますね。

こちらはインテリア。
スポーティなスタイリングは、「A6/A8」等の新しいモデルのデザイン言語を踏襲し、ラグジュアリーでハイテクなインテリアを引き継いでいます。
インテリアには、何とも贅沢なレザー&アルカンターラを採用したスポーツシートダッシュボードを備え、メタルアクセントを加えることで更なる高級感を演出します。
インフォテイメントシステムやブレンドされたピアノブラックトリムによるクラシカルなデザイン、気象制御や便利機能のためのデジタル計器クラスタ、そして3つめのディスプレイも備えています。

リヤシートは意外にも広く見え、傾斜したルーフがあるにもかかわらずかなりのヘッドスペースがあるようにも見えますね(天井も高い)。
リヤ―シートスペースには、格納式のセンターコンソールにタッチスクリーンを設定しており、エアコンの温度設定等を行うことができます。

その他の情報としては、リヤトランクには605Lの容量をもち、後席を倒すと最大1,755Lにまで拡大することが可能となっています。
パワートレインは、マイルドハイブリッド技術を特長とするガソリンとディーゼルエンジンをラインナップします。
一つは、排気量3.0L V型6気筒ガソリンエンジン(最高出力340ps)のTDIユニットを備え、もう一つはディーゼルエンジン(最高出力231psと286psの2種類)を生産予定。
なお「Q8」は今秋に欧州から発売をスタートしていく予定です。

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Reference:CARSCOOPS