ブラックカラー&公道仕様に改造したマクラーレン「P1 GTR」が販売中。価格はほぼ新車同様の3.2億円

2020-05-26

またまた新たな「P1 GTR」が販売中

以前、製造No.1のレーシングモデルとなるマクラーレン「P1 GTR」が中古車市場にて登場していましたが、今回はまた別となるブラックカラーの個体がドバイを拠点とする高級中古車ディーラ・ナイトインターナショナルにて販売中。

マクラーレン「P1 GTR」は、同社アルティメットシリーズでハイブリッド搭載型のスーパースポーツモデル「P1」をベースにしたサーキット仕様。
加えて3座シートハイパーカー「F1 GTR」の20周年記念モデルとしても登場した一台で、その新車販売価格は約3.4億円と非常に高価となっています。
おまけに購入条件は、”「P1」を購入しているオーナーだけが購入可能”という厳しい制約があるため、製造台数も僅か45台ととにかく希少な一台となります。


全体的にシンプルながらもド派手な一台

さて、今回販売中の「P1 GTR」は、2014年に製造されたモデルで、ボディカラーは何ともイカついブラックカラーを採用。ボディのコンディションは非常によく、走行距離も僅か100kmしか走行していない極上品となります。
足元のホイールもセンターロック式の軽量ホイールを装着し、ブレーキキャリパはブラックのボディとは対照的なホワイトを選択しています。

インテリアもかなりシンプルなオールブラックとなりますが、シートはフルアルカンターラ、センターコンソールやダッシュボード周り、ステアリングにもカーボンファイバパーツがふんだんに使用されているため、ボディの軽量化はもちろんのこと、見た目もかなりスパルタンな仕上がりとなっていますね。

なお、「P1 GTR」は元々レーシング仕様で公道走行不可となる個体ですが、マクラーレンが推奨するLanzante Motorspotsに委託→法的なアップグレードパッケージにより、アクスル・リフト・システムを含む、乗り心地改良と公道仕様に改造した一台となります。

パワートレインについては、「P1」をベースに排気量3.8L V型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力は「P1」の916馬力→1,000馬力まで大幅に向上し、車体重量も50kg程軽量化されています。
気になる価格帯についてですが、新車販売価格が3.4億円に対して、今回は約3.2億円と遂に新車販売価格を下回る結果となっています。

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Reference:TheSupercarBlog.com