ロンドンにて、「アノ」中古市場に登場していた公道仕様のマクラーレン「P1GTR」が登場

2020-05-26

マクラーレンのアルティメットシリーズ「P1」のサーキット仕様である「P1GTR」。
世界限定375台のみ販売された「P1」を所有のユーザーだけが購入することを許される唯一無二の個体となりますが、そんな「P1GTR」を公道仕様に改造し、更にはLARKデザインにカスタムされた見事な個体が、先日中古車市場にて販売された、という記事を紹介しましたが、早くもロンドンの街中にその個体が登場しています。

「P1GTR」は、そもそも「P1」の生産台数の1割しか販売されていないとの情報がありましたが、明確な情報としては58台生産されており、その中の一台が公道仕様に改造。
同車は、「F1GTR」の20周年記念モデルとして登場し、パワートレインは「P1」と同じ排気量3.8L V型8気筒ツインターボエンジン+電気モータを搭載するも、最高出力916ps→1,000psまでと化け物じみたチューニングが施されています。

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この「P1GTR」を公道仕様に改造したのは、イギリスのLanzante Motorsportというエンジニアリング会社で、マクラーレンお墨付きとなる企業。
過去に「P1LM/F1LM」等も手掛けており、既にマクラーレンのサーキット仕様を公道仕様に改造したものは15台以上にも上るといわれています。

元々中古車市場に登場していたこの個体の走行距離は約1,300kmと低走行のため、プレミア価値は相当に高かったと思われますが、一体いくらで購入したのでしょうか…。
ボディペインティングもレッドとブラックを上手く使い分けたメリハリあるデザインで、各部に採用されるカーボンファイバパーツによるアクセントもグッド。
リヤデザインのボディパネルの造りも独創的で、個人的にはマクラーレンのボディラインで圧倒的なハイセンスさを感じるのは「P1」と考えています。

「P1GTR」の後ろには「570S」達が並んで駐車中。
このコンボは中々みれません。
それにしても、こうしたド派手すぎるレーシングモデルであっても、ロンドンの街並みにマッチしてしまうのがスーパーカー。とても画になりますね。

Reference:AUTOGESPOT