メルセデスベンツ・新型「GLEクラス」がパリデビュー。マイルドハイブリッド技術搭載で最高出力は367馬力発揮
遂に新型「GLEクラス」がパリデビュー
本日より開催のパリモーターショー2018にて、メルセデスベンツのミドルサイズ新型SUVモデル「GLEクラス」が世界デビューしました。
今回デビューの新型「GLEクラス」は、フロントヘッドライトにダブルアローヘッドタイプ(L字形状)を採用することで、他モデルとの差別化を図り、更にはAMG風のフラットバーとメッシュグリルを取り入れることでより一層のスポーティさを向上しています。
メルセデスベンツにとって重要なプレミアムSUVセグメント
今回の新型「GLEクラス」は、ダイムラーAG・マネージメントボードの役員であるメルセデスベンツ・カーマーケティング&セールス担当のブリタ・シーガー氏によれば「21年前にプレミアムSUVセグメントとなるMクラスを発表して以来の、重要なモデルであるとして、更なる動力性能を高めた一台となっている」とコメントしています。
新型「GLEクラス」は、オプションによって3列シート(7人乗り)に設定することも可能な実用性を高めた一台で、更に快適性を高める48Vの電気システムを利用して各コーナのエアサスペンションダンパーを個別に調整するE-Active Body Control Systemもオプションにて設定可能としています。
なお、インテリアキャビンについては、インフォテイメントディスプレイの横にある12.3インチのデジタル・インストルメント・クラスターを備えた最新MBUXインフォテイメントシステムが搭載され、オプションにてヘッドアップディスプレイも装備することが可能となります。このヘッドアップディスプレイを装備することで、従来よりも2倍となり20%の輝度が向上しているとのこと。
今回はマイルドハイブリッド、いずれはPHVやディーゼルも
今回公開されている新型「GLEクラス」は、トップレンジモデルの「GLE450 4Matic」で、パワートレインは排気量3.0L 直列6気筒ターボチャージャーエンジン+マイルドハイブリッド技術を組合わせ、最高出力367ps/最大トルク500Nmを発揮し、更には電動モータによる追加ブースト機能によって+21ps/+250Nmが加味されるため、一時的なシステム総出力として388ps/最大トルク750Nmを発揮することが可能となります。
なお、今回はマイルドハイブリッド技術を搭載した「GLE450」が公開されましたが、後日PHV(プラグインハイブリッド)モデルやディーゼルターボモデルもラインナップ予定となっています。
販売時期については、2019年初頭にアメリカと欧州から発売される予定です。
パリモーターショー2018に関する記事はコチラにてまとめております。
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Reference:motor1.com