アメリカにて、とんでもないハイパーカーが突如として登場。この車の正体は一体？【動画有】

2020-05-27

アメリカにとんでもないモノが登場

アメリカ・サンフランシスコの某交差点にて、明らかに普通のクルマではないものが突如として登場。
見るからに超絶ワイドで低すぎる車高、戦闘機をイメージさせるようなキャノピーを持つ過激なデザイン、低扁平の極太タイヤ、しかしリヤエキゾーストパイプを装着しない謎のモデル。
この個体は一体何なのでしょうか？


これから認知度を高めるであろうRAESR社のEVハイパーカー

実はこの個体、アメリカ・カリフォルニア州に拠点を置くスタートアップ企業のレース・アドバンスト・エンジニアリング・システム・アンド・リサーチ(RAESR)社が生み出した、世界トップクラスのスペックを誇るEVハイパーカー「タキオン・スピード(Tachyon Speed)」というモデル。

RAESR社によると、「タキオン・スピード」には、ダイレクトドライブ電動モータを6基も備えるEVパワートレインを搭載し、最高出力1,600hp、最大トルクは驚異の5,356Nmを発揮するモンスターマシンであるとのことで、これはクロアチアの新興メーカであるリマックのEVハイパーモデル「コンセプト・ツー(C_Two)」を大きく意識したキラーモデルと考えられます。

スペックだけでなくパフォーマンスもトップクラス

ボディはカーボンファイバボディワークを採用のため、車体重量は僅か1,338kgとGT3レーシングモデル並みで、0-200km/hの加速時間は7秒未満、最高時速は386km/hにまで到達。
外観については、まるで戦闘機のような非現実的なデザインを持ち、走行性能を大きく向上させる調節可能な大型リヤウィングを装着することで強力なダウンフォース(最大453kg)を生み出すことも。

車体サイズは、全長4,953mm×全幅2,045mm×全高1,029mmととにかくワイド＆ローなスタイリングを持ちますが、実はこの低すぎる全高はランボルギーニ「カウンタック」を意識しているとのことで、全く同じ数値を実現しています(「カウンタックLP500／LP400S／LP500S」が全高1,029mmで、それ以外のモデルは1,070mm)。

航続可能距離は意外にも現実的な241kmであるも、走行条件によっては更に伸びる可能性もあるとのこと。
ちなみに、RAESR社によって名づけられた「タキオン」とは、超高速で動くと仮定されている粒子(つまり光よりも速い超素粒子)を指しており、現在においても存在は確認されてません。

ちなみにこちらは自動車系ユーチューバーの「Steve’s POV スティーブ的視点」にて紹介された「タキオン・スピード」のレビュー動画。
基本的にはランボルギーニ「エゴイスタ」同様のシングルシータモデルとなりますが、公道走行は可能とのこと。

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米国メーカRAESR

Posted by Na_Ya／Creative311