大阪USJの展示車両に乗ってインスタ映えを狙う女性が話題に。「登る・乗る」の禁止貼り紙があるのにどうして乗ってしまうのか?
人はどうして禁止されていることに逆らおうとする?
大阪府大阪市此花区にあるテーマパーク・ユニバーサルスタジオジャパン(USJ)にて、インスタ映えを狙って展示車両のリヤトランク部に乗っかる女性のインスタ画像がちょっとした話題になっています(インスタグラムページはコチラ)。
既にお気づきの方もいるかもしれませんが、実はUSJに展示されているこちらの画像は、触ることは許されているかもしれませんが、「登ることは許されていない」車両となります。
インスタグラムの画像にも、リヤガラス部分に白い貼り紙が見えるかと思います。
禁止貼り紙の効果は無効なのか?
拡大してみるとこんな感じ。
1958年式のシボレー「インパラ・スポーツクーペ(Chevrolet Impara Sport Coupe)」と呼ばれる個体で、かなり希少性の高い個体となっています。
もちろん貼り紙には赤字で「Please Preserve this museum-quality restoration by not climbing on the car. 博物館レベルのレストア車です。どうぞ登らないで大切にしてください。」と表記されています。
海外から遊びに来られたお客さんでもわかるように、日本語だけでなく英語の注意書きもありますし、何よりも非常に見やすい位置にあるのに、これでも登ってしまうということは、もしかしたら全くこういった貼り紙が目に入っていなかった(写真を撮ることに集中し過ぎて周りが見えていなかった?)。もしくは、大げさに記載している程度で実際は登っても大丈夫等と解釈している人もいるのかもしれません。
実際にこの女性は、どういった意図で禁止貼り紙を前にして登っているのかは不明ですが、こうした重要な車輌を粗末に扱われる姿を見ると決して気分は良くはないですね。
ちなみに別の車両でもこういった形で登っている方もいらっしゃいますが…
しっかりとわかりやすい位置に貼り紙貼られているので、テーマパーク等でクラシックカーや高級車っぽい車両等が展示されていたら、まずはこうした貼り紙があるかどうかをチェックした方が良いかと思いますね。