ポルシェの次世代「917コンセプトカー」の追加ティーザー画像が公開。クラシックなスタイルで5月14日に発表へ

2020-05-27

~突如として「917コンセプト」の正体がアンヴェール~

ポルシェは今年3月に、事前告知を何もしていないまま新たなレーシングコンセプトモデルとなる次世代「917コンセプト」のティーザー画像を公開しましたが、今回新たなティーザー(アンヴェール?)画像を追加公開しました。
今回登場する個体は、「Porsche 917レースカー」の50周年を記念する特別モデルになるとして、”Colours of Speed – 50 Years of the 91127”と題して、5月14日にポルシェ・ミュージアムにて特別展示されます。


~残念ながらエンジン搭載はおろか、自走も不可と思われる~

次世代「917コンセプト」は、2013年にポルシェの設計開発部門から採用された20人の少数精鋭によって結成された特別なチームプロジェクトで、目標としては1970年のル・マン24時間レースにてハンス・ハーマン氏とリチャード・アトウッド氏によって操作されたレッドとホワイトの「917」に敬意を表した一台になるとのこと。
またスタイリングにおいても、当時のクラシカルなスタイリングを上手く踏襲しつつ、更に空力特性を高めたハイパフォーマンススタイルを持つと言われています。

ただ残念なことに、今回登場するコンセプトモデルが自走できる可能性は限りなく低く、加えて理想的な空力特性を持つボディラインを描くことは間違いないものの、それがプラスチックやカーボンを使ったボディパネルではなく、粘土細工になる可能性もあるとのこと。
そして、これは確定事項ではないものの、2025年には「917コンセプト」を市販化したモデルが登場する可能性も秘めているとのことで、これについては上記の少数精鋭によって本格的に開発に取り組んでいくことがわかっています。

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Reference:CARSCOOPS