BMW最強のハイパフォーマンスモデル「M8クーペ/カブリオレ」が遂にデビュー!トップクラスの617馬力を発揮し、発売は9月で確定!

2020-05-27

~遂にBMWの最高峰「M8」が世界初公開!~

以前より度々リークされてきたBMWの頂点ともいえるハイパフォーマンスモデル「M8クーペ/M8カブリオレ」が遂に世界初公開されました。
1990年代、オリジナル「8シリーズ」が登場して以降、”M”の肩書を持つ「8シリーズ」は登場していないため、全く初めてのモデルとなりますが、今回はその名に恥じぬパフォーマンスとパワーを持つトップモデルとなります。


~「M8」は600馬力、「M8コンペティション」はトップクラスの617馬力を発揮~

BMW「M8」では、「M5」に採用される排気量4.4L V型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力600hp/最大トルク750Nmを発揮します。
ただ、これはあくまでも標準モデルとなる「M8クーペ/M8カブリオレ」であって、更なるハイパフォーマンスモデル「M8コンペティション(M8 Competition)」においては、同じエンジンを搭載しながらもECUセットアップにより最高出力617hpにまで向上するとのこと。

駆動方式については、いずれも四輪駆動となるxDriveシステムを搭載していて、トランスミッションは8速Steptronicを採用。
これによる直線性のパフォーマンスとしては、0-100km/hの加速時間がクーペでは3.3秒、カブリオレは3.4秒を実現します。
最高時速は255km/hまでとのことですが、オプションにてMドライバパッケージを設定することでリミッターカットされ、305km/hにまで上限がアップされるとのことです。

~足回りも大幅に強化され、「M8」にしかない刺激的な走りを提供~

その他の特徴としては、駆動方式は四輪駆動ながらも、その走り方によって後輪との配分をカスタマイズすることも可能となり、よりリニアな走りを追求することも可能に。
xDrive AWDシステムは、全天候型のグリップ又はテールハッピードリフトセッションとしても活用でき、更にはアップグレードされたサスペンションコンポーネントと組み合わせるクルージングやトラックアタックを目的として最適な乗り心地を提供します。

足回りにおいては、カーボンセラミック製の15.75インチフロントブレーキと15インチリヤローターによってスーパーカー並の強力なブレーキング性能を発揮。
足もとのホイールについては、Mパフォーマンスモデルならではの大口径タイプとなる20インチアルミホイールを標準装備します。

~「M8」のカーボンパーツはまさかのオプション~

こちらはオープンタイプのカブリオレ。
ここからはクーペも含めてのデザイン性となりますが、フロントのキドニーグリルはアグレッシブでブラックアウトされたデザインが非常に印象的。
トップモデルになるほど、ブラックのデザインがより強調される印象の多いBMWですが、「M8」ではそのブラックの比率が非常に高くなっているように感じますね。

リヤデザインはこんな感じ。
リヤエキゾーストパイプは、両サイド2本だしとなるクワッドエキゾーストシステムをインストールし、台形のマフラカッターは不採用しない潔さがありますね。

その他においては、スリムなスポイラーが設けられたり、オプションにてMカーボンエクステリアパッケージ(フロントエアインテーク、ミラーキャップ、サイドシル、リヤディフューザー)と呼ばれるカーボンパーツを追加することも可能になっています(っというか標準じゃないのが驚き)。

インテリアは非常に質感が高く、「8シリーズ」からの系譜を受け継ぐ高級感とスポーティ感を掛け合わせた究極のコックピットに進化していますね。

なお、新型「M8クーペ/M8カブリオレ」は、6月末にミュンヘンにて開催されるBMWの#NextGenイベントにて一般公開され、9月には発売が決定しています。
価格帯については、恐らく近日中に明らかになるのではないかと思われますが、日本市場においては2,000万円を超えることは間違いなさそうです。

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Reference:motor1.com