今もなお印象に残っている過激カスタムモデル。ランボルギーニ「アヴェンタドール」の純正バンパーを装着したシボレー「コルベットC7 Z06」が日本に存在
今もなお忘れることのないコルベットの過激カスタム
2018年末、愛知県にて突如登場したシボレーのハイパフォーマンス2ドアモデル「コルベットC7 Z06(Chevrolet Corvette C7 Z06)」のカスタムモデル。
よ~く見てみると「コルベット」のフロントフェイスに大型のエアインテークが装備されていたり、フロントエンドがカメムシのようにカクカクしているのが確認できますが、実はこの個体、ランボルギーニ「アヴェンタドールLP700-4(Lamborghini Aventador)」の純正バンパーを、「コルベット」にマッチングするように改造・移植させた過激カスタムモデルとなります(画像を提供してくださったyuki.comさんには心より感謝)。
バンパー形状でここまで印象が異なるのか…
ちなみにコチラが純正の「コルベットC7 Z06」のフロントバンパー。
フロントロアグリルがサイドに広がるシンプルなデザインになっていて、その下には空力特性を考慮するフロントスプリッターを装着したハイパフォーマンス仕様になっています。
こちらがランボルギーニ「アヴェンタドールLP700-4」の純正フロントバンパー。
”カメムシ”の形をモチーフにしていることもあってか、エアインテークやフロントエンドの形状まで全てが複雑化しています。
批判はあろうともオーナーが満足していればそれで良し
改めて「アヴェンタドールLP700-4」のフロントバンパーを移植させたのがコチラ。
その迫力たるや「コルベットZR1」でも勝ることはできないでしょう。
そしてもう一つのポイントといえば、「コルベット」のボンネット位置にマッチするように「アヴェンタドール」のバンパー形状を崩さないようにしているところでしょうか。
そういったこともあって、全く違和感の無い仕上がりになっていますね。
これは本当に凄い…
ここまで妥協せずに改造するなら「本物のアヴェンタドール買った方が良くね?」と思う方もいるはず。
ですが、そこがこのオーナーの凄いところ。
改造やカスタムは本人が良ければそれで全て良し。「アヴェンタドール」も購入できてしまう財力を持ち合わせているからこそ、こうした異色コラボができてしまうのでしょうね(これが大人の遊びだと思う)。
なお、フロントバンパーの移植だけで高性能な軽自動車が一台分購入できるとのことですから、200~300万円といったところでしょうか。「コルベット」にかける愛情と情熱がメラメラと伝わってくる究極の一台だと思います。