フェラーリ「458スパイダー」とポルシェ「718ケイマンGTS」の衝撃的な衝突事故。フェラーリを運転していた男性は”ブレーキが故障していた”と主張するも通らず→懲役9か月、200時間の無給に

2020-05-27

~おそらくドライバも気持ちが相当にハイになっていたと推測

2年前の2018年5月20日に発生したフェラーリ「458スパイダー(Ferrari 458 Spider)」とポルシェ「718ケイマンGTS(Porsche 718 Cayman GTS)」の衝撃的な衝突事故について、こうした事故が発生した原因として、目撃者の情報によればこの2台が”公道でレースをしていたため”とのことでした。


~なぜか事故したときの言い訳として多いのが「ブレーキが故障していた」~

フェラーリ「458スパイダー」を運転していたカール・ハートリー(32)と、ポルシェ「718ケイマンGTS」を運転していたヘンリー・ジェームズヒッブス(27)は、それぞれツーリング仲間ということもあって、普段から異常なスピードにて運転することが多かったとのことですが、今回の衝突事故発生直後、カール・ハートリーはすぐさま車から降りて現場から逃走をはかりましたが、後に警察に捕まることに。

警察による細かい事故調査のためドライバにも聴取を行ったところ、カール・ハートリーは「458スパイダーのブレーキが故障していた。それが原因でポルシェと衝突してしまったんだ!」と、あくまでもフェラーリのブレーキ側に問題があると主張。
最近、スーパーカーに限らず一般車両であっても事故の言い訳の一つにしている”ブレーキが故障している”という内容ですが、そのほとんどが言い訳の主張にはならず、その後の調査で”ブレーキに異常は無かった”ということがほとんど。

もちろん、今回の事故についてもサウスヨークシャー警察の細かい調査とエアバッグの分析を行った結果、「458スパイダー」のブレーキに異常は全く見られなかったとのことです。

そして2019年11月の裁判にて、フェラーリを運転していたカール・ハートリーは有罪判決となり、懲役9か月と24か月の運転免許停止、200時間無給で仕事すること、そして約20万円の罰金を支払うよう命じられています。

一方でポルシェを運転していたヘンリー・ジェームズヒッブスについてですが、彼も非常に危険な運転を行っていたとして、懲役10か月と24か月の運転免許停止、220時間無給で仕事すること、そして約65万円の罰金を支払うよう命じられています。

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Reference:CARSCOOPS