これは一体?謎のフルモデルチェンジ版・ホンダ新型「シティ(日本名:グレイス)」が3月にデビュー。新たなティーザー画像も公開
~どうやらインド市場でも新型「シティ」が市販化されるようだ~
昨年末、タイ市場向けにホンダのフルモデルチェンジ版・新型「シティ(日本名:グレイス)」が発表・発売されましたが、今度はインド市場向けに改良された新型「シティ」が2020年3月下旬頃に登場することが明らかとなり、加えてティーザー画像も公開されています。
今回インド市場向けに発表される新型「シティ」ですが、おそらくデザイン的にはタイ市場とほぼほぼ変わらない内容になると思われ、3月下旬に発表されると同時に事前予約も開始される可能性が高いと言われています。
大まかなスタイリングやシルエットについては、先代モデルに比べて特に大きな変化はないものの、やはりフロントマスクの大幅な変更や、アグレッシブさを加味したフロントフルLEDヘッドライト、ラジエータグリル、改良型のフロントバンパー、エアインテーク、フォグランプが採用されたことで全体的にスポーティな印象を与える一台になります。
~インド市場向けといえどもほぼタイ市場向けモデルと同じデザインを採用~
サイドのスタイリングについては、近年のクーペ風スタイルとは異なり、フラットに近いルーフラインを採用することで室内空間を確保し、更に後席の居住性を向上させているとのこと。
リヤデザインはこんな感じ。
グレードはあくまでもタイ市場向けの最上位となるRSとなっていますが、トランクリッドスポイラーやリヤバンパー、LEDリヤテールランプが大きく変更され、フロント同様にかなりアグレッシブなデザインに仕上げられていますね。
なおRSグレードでは、更なるスポーティな印象を与えるためにリヤディフューザーを装備しています。
こちらはインテリアデザイン。
基本コンセプトは新型「フィット4」をベースにしているとのことですが、エアコンの吹き出し口やエアコンのスイッチ類、更にセンターシフトノブとシフトブーツ付のシンプルな感じは上手く流用されていますが、電動パーキングブレーキは搭載されずで手引きし式というのはちょっと残念。
シートは合成皮革とファブリックのコンビタイプを採用し、しっかりとセンターアームレストも装備されています。レッドのカラードステッチが何ともスポーティでクール。
~パワートレインはインド市場に合わせて独自のエンジンを採用へ~
気になるパワートレインについてですが、タイ政府のエコカーフェーズ2計画に合わせて、排気量1.0L 直列3気筒VTECターボエンジンを搭載されるとのことで、最高出力122ps/5,500rpm、最大トルク200Nm/2,000rpm~4,500rpmを発揮、トランスミッションはCVTのみをラインナップし燃費性能も33%向上するとのことですが、インド市場ではBS-Ⅵ規格に準拠して排気量1.5L 直列4気筒i-VTECガソリンエンジンと排気量1.5L 直列4気筒i-DTECディーゼルエンジンの2種類がラインナップされる予定となっています。
価格帯については、約155万円~約162万円にて販売される予定となっていますが、2021年にはハイブリッドモデルやマイルドハイブリッドモデルもラインナップされるかもしれないとのことで、それに合わせて価格帯も180万円以上になる可能性も高そうです。
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Reference:IndianAutosBlog