ベントレー「ベンテイガ」が二度目のリコール。今度はボルトが緩むおそれ

2020-05-26

自動車ニュース”Response”の記事より、ベントレーの新型SUV「ベンテイガ」がリコール。
リコールの内容としては、車両製造時の作業管理が不適切なためサイドエアバッグや助手席エアバッグ、前席シートベルトバックル、前席シート背もたれ、後席シートベルト、ステアリングコラム、ウィンカーおよびワイパー操作レバーユニット、アクセルペダルなどの取付ボルトが規定のトルクで締め付けられていないものがあるのが原因とのこと。

そのため、走行振動などによって取付ボルトに緩みが生じそのままの状態で使用を続けると、ボルトが外れてウィンカーやワイパー、ハンドル、アクセルが操作できなくなったり衝突時に乗員を正しく拘束できなくなったり、エアバッグが正しく展開しないおそれがあるとのことです。


対象となるのは、2015年12月21日から2016年9月24日までに輸入されたモデルの「ベンテイガ」で、41台がリコールの該当になります。

対策措置としては、各販売店において点検を行い、適切なトルクで締め付けられていない場合は、規定のトルクで締め付けるリコール作業を実施するとのことです。

ちなみに、「ベンテイガ」は昨年の12月にもアメリカにおいてシート・インパネの不具合が生じるリコールが発生しているだけに、品質面や信頼性においてはちょっとしたダメージを受けそうですね。

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