生産終了したばかりのBMW i8に特注カラーを採用した最後の18台が特別生産に。なおi8は約20,500台を生産した大成功のPHVスポーツモデル

さすがにこれ以上は追加でi8を製造しないかも?

2020年6月で生産終了となったBMWのプラグインハイブリッドスポーツモデル(PHV)となるi8ですが、特注カラーにペイントされたモデルを18台のみ追加にて生産していたことが明らかとなりました。

ボディカラーはもちろん、18台全て異なるものに仕上げられているとのことですが、まさか最後の最後に全く色カブリのないモデルをBMW側の案で製造していたとは…

てっきり顧客がオーダーしたモデルが最後だと思っていましたが、さすがに最後に製造したモデルだけはBMWも譲りたくない想いがあったのかはわからないものの、(最後に製造されたモデルと伝えられていた)顧客側はこの事実を知ったらかなり残念に思うのではないかと思いますね。


そもそもどうして18台ものi8を追加製造したのか?

今回BMW側が製造した特別な18色の個体ですが、今後どのように扱われえていくのかは不明で、もしかするとオークション等にて出品される可能性も?

なお、BMWは6年間で約20,500台ものi8を製造・販売しており、世界で最も売れたハイブリッドスーパーカーとなるものの、BMW全体の売上比率で見ると圧倒的に少なく、販売台数に大きく貢献できなかったとして販売終了しているのも事実。

i8は先進性やヴィジュアルの高さも評価された一台

私も過去にi8を試乗させていただきましたが、一般的なスポーツモデルと異なってめちゃくちゃ乗降りし難く、しかしその見た目は先進的でスポーティ。

インテリアは至って普通の内装で、走りはこれと言って当たり障りは無いのですが、走行モードをスポーツに切り替えることで電気モーターの強力なアシスト力によってワープしたかのような加速性能を提供してくれていました。

おそらくこういったモデルを購入される方は、実用性などよりも見た目やちょっとした先進性を重要視している可能性が高く、更にはBMWでは唯一のバタフライドアを採用しているところも購入ポイントの一つに含まれているのは無いかと思います。

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Reference:motor1.com