本当に市販化されるのか!ホンダ・レトロEVスタイル「Urban(アーバン)」の開発車両が初めてキャッチ

2020-05-27

あのコミカルな「Urban EV」が本当に市販化へ

昨年のフランクフルトモーターショー2018にて、世界で初めて公開されたレトロEVスタイル・ホンダ「Urban(アーバン) EVコンセプト」。
この個体が登場したとき、レトロでコミカルなスタイリングに衝撃を受けたことを今でも忘れていませんが、まさかこのコンセプトモデルが本当に量産モデルとして登場するとは…これも結構驚きではありますね。
そんな色んな意味でインパクトを残してくれた「Urban EV」の開発車両が目撃されています。


量産モデル化により変更点は様々

今回目撃されている開発車両の「Urban EV」ですが、元々3ドアコンパクトモデルとして登場していたものの、今回は5ドアモデルに変更することで実用性を高くしています。
そして、ドア開閉方式においてもロールスロイスが採用するスーサイドドアタイプではなく、通常のフロントヒンジ式となる横開きを採用しています。

もう一つは、更なる実用度を向上させるために4シータから5シータに変更しているいうことですね(本当にシンプルなコンパクトモデル)。
コンパクトなEVモデルというと、スタイリング的にはシティーカーような2ドア+2シータや4ドア+4シータといったダイムラー傘下のスマート(Smart)を連想しますが、あくまでそういったイメージと先入観は持たずに、実用的で実践的なアプローチを仕掛けていく意味でもこうした5ドア+5シータが採用されているのかもしれません。

デザイン性はコンセプトモデルよりも統一性を重視

「Urban EV」では、コンセプトモデル同様にリヤビューカメラと、インナーミラーのデジタル化に伴う専用カメラも設置。
加えてリヤテールランプはフロント同様に丸型LEDを採用することになりそうです。コンセプトモデルのリヤテールは正方形だったので、こういった部分は統一性を持たせる意味で非常にグッドかもしれません。

こちらはバックランプ並びにウィンカー(左)が点滅したときのリヤテール。
これもまた興味深いことに、バックランプはフラット2本のLEDで、ウィンカーはまさかのノンシームレースでオシャレな真円となっていますね。
コミカルさだけでなく、オシャレと先進性を持たせた細かい配慮が施されています。

インテリアに関しては何も確認できないものの、パフォーマンス面においては、航続可能距離が250km~350kmといわれています。
なお、この個体は2019年後半に欧州向けに初期ロットモデルが生産される予定ですが、発表時期は2019年3月に開催されるスイス・ジュネーブモーターショー2019にて登場するのでは?と噂されています。
そして受注時期は、2019年に欧州向けに受注スタートし同年後半に出荷スタート、2020年には日本でも発売予定となっています。

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Reference:CARSCOOPS