ポルシェがウィークリー企画として「TOP5シリーズ」を公開。第八弾は「ポルシェの過酷な開発テスト5選」【動画有】

2022-06-29

ポルシェが、ウィークリー企画として独自に選定した「TOP5」動画を公開に。
今回は第八弾として「ポルシェの過酷な開発テスト5選」が公開されました。


ランキングとしては、以下の通りとなっています。


5位・・・Skid Pad(スキッドパッド)
スキッドパッドとは、円形または矩形などの平坦な試験路を意味しており、この円形のコースにて、ポルシェのハンドリング性能試験を実施。
高速走行中の旋回時に強烈な横Gが発生するため、その際に大きく負荷のかかるタイヤグリップ力や寿命、挙動等を事細かくチェックしていくテストでもありますね。
なお、ポルシェは過去50年間このバイザッハの施設にて試験を行っているとのこと。


4位・・・Test Track(テストトラック)
新型車両のある意味肝となるテストトラック。
平坦なストレートのコースから、凹凸のある路面、水たまりのある道路等、様々な条件の中で時速40km/hにて走行したときの走行性能やシャシーの耐久性等を細かくチェック。
もちろんモデルの限定はされておらず、SUVから滅茶苦茶車高の低いクーペまで幅広く試験が実施されるとのことです。


3位・・・Wind Tunnel(風洞)
高速走行時に車体の周りの空気の流れを検証するという、ポルシェが最も力の入れている試験の一つとのこと。
風洞の実験を行うことにより、ポルシェのデザインやスポイラー、リヤウィングといった空気抵抗に影響される部分を煮詰めていくのだとか。
最近では、最新設備が導入されたとのことで、時速300km/h到達時の風洞検証も行うことが可能。


2位・・・Offroad Track(オフロードトラック)
ある意味、SUVモデルのために存在する検証ではあるものの、やはりこういったオフロードコースにおいても、SUV以外のクーペモデルも実施の対象に。
これまでのラリーレースでの上位ランクインしたきっかけの一つとして、オフロードトラックはかなり重要な試験の一つとなっています。


1位・・・Crashtest(クラッシュテスト)
どのメーカでも最も重要ともいえる安全性を確保するためのクラッシュテスト。
スーパーカーやスポーツカーといったモデルはどのようなクラッシュテストが行われているのか、中々確認することはできませんが、この動画ではそういった細かいクラッシュテストを確認することが可能。