何かトヨタのハンマーヘッドっぽい見た目に…フェラーリがローマの後継モデルとなる新型アマルフィを世界初公開!ステアリングに再び物理スイッチを採用へ
見た目はほぼローマをベースにしているが、どことなくトヨタのハンマーヘッドっぽいような…
フェラーリのエントリーモデルでお馴染みとなるローマ (Ferrari Roma)。
ローマクーペ及び、オープントップのローマスパイダーの新規受注受付けは既に終了してますが、遂に本モデルの後継モデルとなる新型アマルフィ (Ferarri New Amalfi)が、2025年7月2日に世界初公開されました。
アマルフィは、ローマのデザイン言語を多く取り入れながらも、フロントエンドの顔つきが若干変更された新世代モデル。
どことなくトヨタのハンマーヘッドっぽい顔つきとなっていますが、具体的に何が変更され、パワートレインはどのように変更されたのかチェックしていきましょう。
デザイン言語はSF90ストラダーレや12チリンドリに寄せてきた感がある
こちらが今回、フェラーリより新しく発表された新型アマルフィ(フェラーリ公式ホームぺージより引用)。
先ほどもお伝えした通り、ローマのデザイン言語を多く取り入れながらも、フロントマスクは大幅に刷新され、フロントヘッドライト周りはもちろんのこと、フロントグリルはシンプルでクリーンに。
ヘッドライトレンズは最小限のサイズに抑えられ、イメージ的にはプロサングエ (Purosangue)のようなコンパクトさを持ちつつ、フロントエンドに向けてブラックのガーニッシュで一文字風にすることで先進性を持たせていますが、どことなくトヨタのハンマーヘッドっぽいデザイン言語にも似ていたり。
こちらは真正面から見た新型アマルフィ。
この位置から見ると、よりハンマーヘッドっぽさが際立ちますが、SF90ストラダーレや12チリンドリ (12 Cilindri)のような尖ったシャークノーズが印象的で、その中央にはフェラーリのシンボルともいえるプランシングホースのエンブレムも貼付。
テールランプ周りも若干変更したようだ
こちらはリアデザイン。
リアテールランプは、これまで通り水平基調のテールランプ意匠を採用しながらも、ローマと異なるポイントとしては、テールランプ間をつなぐ一文字のガーニッシュが追加されたこと。
マフラーは両サイド2本出しとなるクワッドエキゾーストシステムがインストールされ、昨今のピュアEV化や排ガス規制をものともさせないアグレッシブ感があります。
インテリアで大きく変更されたのは、ステアリングスイッチが物理スイッチに戻ったこと
続いてインテリアを見ていきましょう。
基本的なレイアウトは、ローマをベースにしているので目立った変更は無い?ようにも見えますが、センターディスプレイが縦基調から横基調へと変更されましたね。
あと大きな変更点として、ステアリングホイールのスイッチ類が「タッチ式の静電容量式」から「物理スイッチ」に変更されたんですね。
これはユーザーからの意見をフィードバックしたものだと予想され、加えて昨今の新型車では、使い勝手や運転中の注意力の散漫回避、そして事故を未然に防ぐ意味でも、直感的な操作が可能な物理スイッチを採用したのだと考えられます。
あとは、ダイヤル式のマネッティーノが継続して採用される一方、エンジンスタータースイッチもしっかりと物理スイッチが採用されていますね。
センターコンソール周りもスマートで先進的に
センターコンソール周りを見ていくと、スマートキーを格納するところが刷新され、その上にハザードスイッチ、そして簡易的でスマートなシフトが継続して採用されていますが、スマートキーの差し込み口は、どことなくケーニグセグやパガーニをイメージしているようにも思えたり?
シートはシンプルでエレガント。
助手席側には、相変わらずパッセンジャーディスプレイが搭載可能で、ドライバーと共に速度感や加速メーターのアップダウンなど、共にドライビングプレジャーを楽しめるような世界観を演出しています。