【なんだこれは…】フェラーリ初EV・新型ルーチェ (Luce)の内装公開!元アップルのジョニー・アイブが手掛けた「究極の物理スイッチ」と1960年代へのオマージュ
ここまで予想外の内装に仕上げてきたフェラーリの「挑戦心」と「勇気」に敬意を表したい
2026年2月9日、フェラーリ初の新世代ピュアEVモデルとなるエレットリカの内装が先行公開されました。
フェラーリ公式より、「Luce (ルーチェ)」という名称と共に内装が公開されたわけですが、その内装のデザイン、過去のフェラーリの旧世代モデルからインスピレーションを受けつつ、どこか近代的なシミュレーター風のコックピットに仕上げられています。
あまりにも大きく変化し過ぎたルーチェと呼ばれるモデル内装ですが、フェラーリの恐れを知らない挑戦心と勇気に驚かされる一方、この内装のデザインを担当した方も予想外な人物となっています。
内装のデザイナーは、元アップルのジョニー・アイブ氏

こちらが今回、フェラーリ公式より先行公開された「ルーチェ」の内装(フェラーリ公式ニュースリリースより引用)。
これまでのフェラーリに無かった垂直タイプのフル液晶メーターと、iPadのようなタブレット型ディスプレイが搭載されていますが、実はこの内装、元アップルのジョニー・アイブ氏がデザインを担当しました。
アップルといえば、過去に「Project Titan」として約10年間、独自の自動運転車(Apple Car/アップルカー)の開発を進めてきましたが、2024年初頭にプロジェクトの中止が決定。

ある意味で、今回のルーチェは「アップルカーの再挑戦もしくは延長戦?」ともいえるような仕上がりなわけですが、こうした「批判されるかもしれない」恐怖に真っ向から勝負できるのも、ある意味でフェラーリらしい姿。
まさにレトロフューチャーなコックピット

改めてルーチェの内装を見ていくと、そのデジタル技術や触覚的な物理操作、そしてレトロなスタイリングが見事に融合する一方で、これまでのフェラーリのデザイン言語とは全く別物であることは確か。
ただその一方で、フェラーリユーザーの意見を大きく取り込んでいるのか、ステアリング周りのスイッチ系は、静電タッチ容量ではなく、しっかりと物理スイッチで集約してきたのは素晴らしいところ。
ちなみに、ルーチェ(Luce)はイタリア語で「光」を意味するわけですが、フェラーリブランドの新たな命名規則に従う記念すべき1車種目となります。

今回は、先行にてインテリア画像が公開されていますが、内外装が完全に公開されるのは2026年5月。
一部では、ピュアEVフェラーリの内装は、物理スイッチを完全に廃除したミニマリストで面白みのない内装になるのでは?とも不安視されていましたが、まるでレーシングシミュレーターを彷彿させる内装を見れば、ドライバーの感情に訴えかけるような、そんなエキサイトできるモデルになることが期待できそう。
繰り返しにはなりますが、今回このデザインを担当したのは、元アップルのジョニー・アイブ氏とマーク・ニューソン氏が設立したクリエイティブチームによって仕上げられました。
アイブ氏は、iPhoneやiPadといったタッチスクリーン技術を開発した有名人で、このプロジェクトでは、「ルーチェには、本物のスイッチがたくさんあるべきだ」と強く主張していました。
ステアリング操作系は全て物理スイッチ

画像でもお分かりの通り、内装のデザイン言語は大きく変更されたものの、フェラーリの走行モードでお馴染みとなるマネッティーノは健在。
ただ、これまでには無かった「ICE/WET/DRY/SPORT/ESC OFF」の5つの走行モードを備え、更にワイパーモードやサスペンションのカスタマイズスイッチも装備。

この他、ステアリングホイールに搭載される物理スイッチを見ていくと、アダプティブクルーズコントロールの物理スイッチや、乗り心地を変化させるモード(RANGE/TOUR/PERFO)、そしてソナー系のスイッチも搭載。
センターシフト周りのスイッチも大きく変化

そして、こちらはセンターシフト周り。
左上のフェラーリロゴは、おそらくスマートキー?になるかと思われ、このスマートキーを置くことでエンジンスタートやシフト操作が可能になるのかも?
そしてその右隣には、これまでになかった新たなエレクトロマチックシフトが備えられ、その手前にはパワーウィンドウレバー、ドアロックキー、そしてハザートスイッチが装備されています。