意外と街乗り健在?ベルギーにて、クリアなブルーのブガッティ「EB110 GT」が目撃に
ベルギー・スパにて、何とも珍しいクリアなブルーカラーのブガッティ「EB110 GT」が目撃に。
「EB110」は、イタリアのブガッティ・アウトモビリSpAが製造・販売していた個体で、現行のブガッティ「ヴェイロン」のデザインに反映される前のモデルとなっています。
特徴的なフロントグリルやライトの形状が昔のスタイリングでは角ばった印象を持ち、若干ではありますが、雰囲気が日産「フェアレディZ “Z32″」も含まれているようにも思えます。
ブガッティ・アウトモビリSpAといえば、1987年にイタリア実業家のロマーノ・アルティオーリ氏がブガッティの商標を手に入れ、モデナに設立した自動車会社であり、ブガッティの創立者であるエットーレ・ブガッティの誕生から110年目の1991年に「EB110GT」を発表したことがきっかけでした。
つまり、「EB110」というのは、”エットーレ・ブガッティ(EB)”と”生誕110年(100)”からきた由来なわけですね。
今回目撃されている「EB110 GT」は、排気量3.5L V12気筒DOHC60バルブエンジンに4基のターボチャージャーを装着し、縦置きタイプのミドシップエンジンとして搭載されています。
パワートレインから見てわかる通り、V型12気筒のわりに排気量が少ないのですが、ショートストロークであるために8,000rpmで最高出力560psを発揮するまさしくDOHCの特徴をいかした高回転型エンジンとなっています。
Reference:AUTO GESPOT