マクラーレン「P1 LM」がニュルにて6分43.2秒を記録。NIO「EP9」を瞬殺【動画有】

2020-05-27

以前、ランボルギーニのハイパフォーマンスモデルとなる「ウラカン・ペルフォルマンテ」が、ポルシェ「918スパイダー」のニュルブルクリンク市販車最速記録となる6分57秒 → 6分52秒に更新しましたが、更に中国の電気自動車メーカであるNIO「EP9」が6分45.9秒で更新したばかり。


今回、NIO「EP9」の最速記録をいとも簡単に更新してしまったのが、マクラーレンのサーキット専用モデル「P1 GTR」を公道走行可能にした「P1 LM」となります。

このモデルは、「P1 GTR」をベースに、ハイブリッド・パワーユニットからなる最高出力1,000psをそのままに、99オクタンのガソリンを高温にて燃焼させるようにエンジンをリチューンしたもの。

そのため、マクラーレン「F1」と同様に、エンジン・ルームには遮熱のために金箔が貼られ、エキゾースト・システムは軽量なインコネルという超合金製やチタン製のボルトやテールパイプ、レキサン樹脂製ウインドウ、マクラーレン「F1GTR」用の軽量シートを採用しています。

そんなハイブリッドモデルが、遂に電気自動車にも勝る6分43.22秒にて記録を更新したわけですが、どうやらこれはまだウォーミングアップ走行に過ぎないとのことで(実際のところは不明)、今後フルスロットル走行にて記録に臨む場合、更なる記録更新が見込めるのではないかと期待が高まっています。