悲報。ブタペストにて、「ラ・フェラーリ・アペルタ」が公道で過激にドーナツターン【動画有】

2020-05-27

ハンガリー・ブタペストの公道にて、ホワイトカラーの「ラ・フェラーリ・アペルタ」が、人がたくさんいるにも関わらず、無謀なドーナツターンを繰り返すという悲しい出来事が発生。

「ラ・フェラーリ・アペルタ」は世界限定209台のみ生産される超希少モデルで、「ラ・フェラーリ」を所有しているオーナーでさえも購入できない恐れのある、”非常にハードルの高い”モデルとも言われています。


そんな、ハードルの高すぎる個体を納車第一号で入手したジョシュ・カルチュ氏が、無謀なドーナツターンを繰り返し行うという問題を引き起こすハメに。
もちろん、これは違反行為に当たるため、いくらガムボール3000というイベントだからといって、危険極まりない行為であり、ましてやすぐ近くの人を轢きそうになっているシーンを見ても、「ラ・フェラーリ・アペルタ」オーナーの好意は許されるものではないわけですね。

なお、こういった動画が公開された以上、少なくともフェラーリ側はチェックしていると考えられ、もしかすると以前のアメリカの大富豪のようなフェラーリ・ブランドを著しく傷つけたペナルティとして”返品命令”又は今後のスペチアーレモデルの販売を禁止する策をとる可能性もありそうですね。

Reference:CARSCOOPS

関連記事:前代未聞。アメリカ富豪&フェラーリコレクターに納車された「ラ・フェラーリ・アペルタ」が異例の販売拒否へ

先日、世界的に有名なHing Wa Lee Jewelers社の会長であるアジア系アメリカ人のデイビッド・SK・リー氏に、世界限定209台のみ販売されたV12ハイブリッド・オープンモデルの「ラ・フェラーリ・アペルタ」が納車された記事を公開しましたが、どうやら納車された「ラ・フェラーリ・アペルタ」を、フェラーリ側が返品命令を出したと同時に、デイビッド・SK・リー氏へのフェラーリの限定モデルの販売を禁止にするという前代未聞の出来事が発生しました。

リー氏は、これまでフェラーリの5大プレミアモデルといわれている「288GTO」「F40」「F50」「エンツォ・フェラーリ」「ラ・フェラーリ」を所有しており、更に最近では、「F12tdf」が納車されただけでなく、「1964 250 Lusso Competizione」やミハイル・シューマッハ氏が所有していたF1マシンを注文するなど、フェラーリに対して大きな貢献をしていたわけですが、フェラーリ側は、”コレクション”という目的で購入を続けるリー氏に対して、結果的にフェラーリブランドのイメージを低下させる恐れがあるとして、納車された「ラ・フェラーリ・アペルタ」の返品命令並びに限定モデルの販売禁止に行ったとのこと。

フェラーリコレクターと言えば、先日病気でこの世を去ったプレストン・ヘン氏も、世界でトップクラスのフェラーリコレクターとして有名な一人でありながら、「ラ・フェラーリ・アペルタ」が購入できなかったことに対して激怒し、ひたすらにフェラーリをディスったことでも有名ですが、恐らく彼が「ラ・フェラーリ・アペルタ」を購入できなかった理由として、”走りを楽しむ”ために購入するのではなく、あからさまなフェラーリのコレクションと投機目的により「ラ・フェラーリ・アペルタ」を購入するのではないか?とのフェラーリの見解から、購入権を失ったとも言われています。

恐らく、今回のリー氏の件も、同様の理由によるものと考えられますが、SNSサイトのインスタグラムにコレクションしている5大プレミアムモデルを投稿したことが原因ではないか?という声も挙げられていますが、プライベードで投稿した写真が原因で、購入したモデルを失うというのも何とも悲惨過ぎる話ではありますね。