イギリスにて、艶やかなレッドのマクラーレン「720S」が目撃に
イギリス・チディングフォールドの街中にて、マクラーレン「650S」の後継モデル「720S」が目撃に。
今回目撃されている個体は、何とも艶やかなワインレッドのボディカラーに、サイドミラーやルーフ、ロア周りがブラックというメリハリの色合いとなっていますね。
「720S」は、これまでマクラーレンが培ってきた美しさと攻撃性の中間立ち位置から、とにかく思い切った攻撃的なデザインに移行させているところは大きく感心するところ。
特にヘッドライト周りのインパクトは大きく、初めて生で見たときは”衝撃”の一言。
アイラインの中間にはデイライト(ポジションライト)、その上部にはヘッドライト、そしてその下はまさかのエアインテークという作りとなっています。
ちょっと不思議に思うのは、「720S」を運転しているドライバとルーフとの頭上スペースが想像以上に大きく開いているところ。
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サイドから確認してみても、やはり相当に余裕のあるスペースとなっていますが、このあたりはやはり「ラ・フェラーリ」やトヨタ「セラ」にも採用されている、ルーフまでドアが上に開くという”ディヘドラル・ドア”の構造により生み出された奇跡の空間ではないかと思いますね。
もちろん、ルーフからリヤエンドにかけての流線形も非常に美しく、最適な空力性能を有しているところもマクラーレンのデザイン性のポイントの高さになっています。
ルーフにはガラスが使用されているため、サンルーフ代わりにもなりますし、そのおかげもあってか、ドアを閉めても不思議と開放感があり、車内での圧迫感も無いですね。
ちなみに、「720S」のパワートレインは、排気量4.0L V型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力720ps、最大トルク770Nmを発揮。
0-100km/hの加速時間は2.9秒とランボルギーニ「アヴェンタドールSV」と同様で、車体重量は先代の「650S」よりも20kg近く軽い1,283kgとなっています。
本国イギリスでは、「720S」の納車が徐々に行われていますが、日本でも7月からようやくデリバリーが開始されます。
Reference：AUTO GESPOT