BMWのレーシングモデル「M8 GTE」がテスト開始。スーパーカーに負けぬスペックを発揮?

2020-05-27

BMWは、以前に新たなモデルとして「8シリーズ・クーペ/コンバーチブル」、ハイパフォーマンスモデル「M8」を発表していますが、それに併せて過激なレーシングモデル「M8 GTE」も発表に。

先日のBMWモータースポーツによると、「M8 GTE」が初めて公開テスト走行を実施し、それに合わせて初公開となるスタイリングも捕捉されています。


デザインやスタイリングとしては、まさしく2ドアクーペのGTモデルといった印象で、フロントボンネットのダクトやフロントとリヤで大きく異なる大型ホイール、そして相当なインパクトを残しているカーボン製リアウィングが装着されています。

「M8 GTE」は、IMSAチャンピオンシップのGTLMクラス(現在の「M6 GTLM」を置き換えるだけでなく、FIA世界耐久チャンピオンシップのLM GTEクラス)にも挑戦する予定とのこと。
もちろん、このレースに挑戦するためには、バイエルンの自動車メーカが約6年ぶりにチームを設立するル・マン24時間レースも含まれており、相当にハードルの高いレース展開が期待されています。

しかし、これらのレースに参戦する上で、大きな壁として立ちはだかるのがフェラーリ「488」やポルシェ「911RSR」、アストンマーティン「ヴァンテージ」、「フォードGT」、シボレー「コルベットC7.R」といった強豪ばかりで、一切気の許されないレース展開へと発展していくのではないかと思われますね。
なお、「M8 GTE」は、現在どのタイミングで市販されるかは不明であるものの、来年のスイス・ジュネーブモーターショー2019年までには何かしらの発表がされるのではないか?との情報もあるため、それまでにはリーク画像やスペックの公開といったことがありそうですね。

Reference:CARSCOOPS