パガーニの狂気モデル「ゾンダ・ファンタズマEVO」の仕様が一部公開

2020-05-26

パガーニ最新モデルとなる「ゾンダ・ファンタズマEVO」の仕様が一部公開に。
今現在、パガーニは「ウアイラBC/ロードスター」の生産に力を入れている状態ですが、たった1つだけ、「ゾンダ760」シリーズの最新限定モデルの生産を行っているとのこと。

ちなみに、車名に”EVO”という名前が付くと、必然的にトラック/レーシングモデルというイメージを持ってしまいますが、今回の「ゾンダ・ファンタズマEVO」はロードカー仕様となります。


元々この個体は、右ハンドル仕様の「ゾンダF」として、2005年に工場出荷。
その後、2012年に香港の高速道路にて衝突事故の被害によりフロント部分は大破。
再起を図るため、「ゾンダF」はパガーニ本社に送られ更なるハイパワーモデルとなる「ファンタズマEVO」に改名されて復活する、という背景がありましたね。

「ゾンダ・ファンタズマEVO」では、カーボンファイバボディはもちろんのこと、さり気ないイタリアントリコロールをデザインしたストライプ、新形状のフロントフード、オーバーホールされたリヤエンド等、全体的にスタイリッシュなデザインへと改良。

肝心のパワートレインですが、「ゾンダ760」と同じ排気量7.3L AMG製V型12気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力760psはそのままになるとのことですが、シャシーの改良や車体重量の軽量化により、0-100km/hの加速時間、最高時速は向上される可能性はありそうですね。

Reference:CARSCOOPS