早くもマツダ・次期「アクセラ」の開発車両を捕捉。ドアサイドパネルには「SKYACTIV-X」の表記

2020-05-27

マツダの次世代モデル「アクセラ/マツダ3」と思われる開発車両のテスト走行シーンを捕捉。
マツダは先日、9月より開催予定のフランクフルトモーターショー2017において、次世代モデル「アクセラ/マツダ3」に搭載する新技術エンジンを明らかにすることを発表。
この技術は「HCCIエンジン(Homogenous Charge Compression Ignition)」という新しいもので、点火ではなく圧縮による”予混合圧縮自動着火”技術を取り入れた全く新しいエンジンであり、”SKYACTIV-X”として新たに導入すると明言しています。


なお、今回捕捉されている個体のラインアップとしては、排気量2.0LのSKYACTIV-Xエンジンを搭載したガソリンモデルとディーゼルモデルが準備されます。
ちなみに、「HCCIエンジン」の技術詳細は限られているものの、燃料と空気を予め混合することで自動的に圧縮するという、いわゆる「スパークレス・イグニッション」システムを指しており、これによって従来のスパークプラグの必要性がなくなり、燃焼効率を大幅に向上させることが可能となります。

従って、マツダの現行ディーゼルモデル”SKYACTIVE-G”に比べて、エンジン効率は20~30%向上し、更にはスーパーチャージャーも搭載するため10~30%の高いトルクを提供。ハイパワー且つ低燃費というユーザにとっては理想的なモデルを入手することが可能になります。

今回捕捉している「アクセラ/マツダ3」の外観はカモフラージュが分厚くなっていますが、リヤフェンダーは僅かに広く、燃料キャップ周りが改良されていますね。
なお、この個体は9月のフランクフルトモーターショーでの公開も含め、10月の東京モーターショー2017にてコンセプトプレビューする予定で、プラットフォームは開発車両と全く同じになるも、ボディワークやインテリアは更にスポーティなデザインに改良される可能性が高いとのことです。

Reference:CARSCOOPS