中国が、テスラ「モデルS」をランボルギーニ風にカスタム。完成度はやはり中国クオリティ

2020-05-26

中国のDongguan Jia Chi Auto Parts Technology Co. Ltd.が、アメリカの電気自動車メーカ・テスラ「モデルS」専用ボディエアロキットを開発し、その画像を公開。
元々は、落ち着きのあるフロントフェイスを持つテスラ「モデルS」でしたが、今回のボディキット装着によってその表情は一変。何ともランボルギーニのような攻撃的な顔つき(特にエアインテーク)になっていますね。


フロントバンパー周りのパーツは、Dongguan Jia Chiの完全オリジナル製とのことですが、何より気になるのはその品質。
フロントバンパー周りを確認していくと、フロントボンネットとバンパー間に微妙な隙間が見られ、造りには若干の甘さが見られますね。

その一方で不安視されるのはエアインテーク部のメッシュ下地。
単純に高速走行時に剥がれてしまわないか、そしてメッシュ下地周りのフレームの強度は問題ないのか、といったところは非常に気になるところ。

最後はサイドとリヤバンパー周り。
サイド面からリヤにかけて、カーボンパーツ風(実際はブラックペイントされたプラスチックパーツ)のサイドスカートとリヤディフューザー、そしてリップスポイラーを装着していますが、特にサイドスカートと車体とのバランスにちょっとした違和感を感じてしまうところ。
リヤディフューザーについても、ダミーマフラのようなものを設けていますが、メッキ加飾等は施されていないため、まるでただの枠のように見えてしまい、少し不格好に見えますね。

なお、この専用キットの販売が行われるかは不明ですが、既に中国内で数件の問い合わせがあるとのことから、もしかすると早い段階(もしかするとこのまま?!)で販売がスタートする可能性もありそうですね。

Reference:autoevolution