アストンマーティン「V8ヴァンテージ」の開発車両を捕捉。ボンドカーの「DB10」寄りで自動運転機能も搭載か

2020-05-26

スペインにて、アストンマーティンの次期モデル「V8ヴァンテージ」の開発車両を捕捉。
車体としては何とも色鮮やかなカモフラージュによって身を隠していますが、よくよく確認してみると、スタイリングはもちろんのこと、かなり細いヘッドライトまでもが、ボンドカーとして有名になった「DB10」に大きく寄せているようにも思えますね。
また、幾何学的なラジエータグリルもアストンマーティンのシンボルでもあるとともに、現行モデルの「DB11」よりも更に滑らかなデザインに変化しています。


なお、今回捕捉している開発車両は、サイドドアにピレリのステッカーを貼付。
これは、テスト車両用にスポンサー契約しているのがピレリであるため、業界ではあまり馴染みが無いようにも思えますが、ある意味「開発車両で走行してピレリを宣伝する」というのは、かなり革新的な活動ともいえますね。

なお、今回の開発車両ではクラムシェルフードやワイドなエアインテーク、薄型のテールライト、「ヴァンキッシュS」をイメージするようなディフューザーが設けられ、全体的にラグジュアリー志向からスポーツ志向へと軌道を変えたかのようなモデルになっています。
ただ、その一方で更に注目したいのは、ルーフに搭載した謎のレーダー。

これが一体何を示すものなのかは不明ですが、自動運転技術が搭載されるかも?との噂もあり、アストンマーティンの新たな挑戦が伺えますね。

パワートレインについては、排気量4.0L AMG製V型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力は不明ながらも467~612psになるのではないかとの情報も。
0-100km/hの加速時間は4秒以下で、最高時速は300km/h以上となっています。

Reference:autoevolution