ウソだろ?ルクセンブルクにて、ポルシェ「911(996)GT1」が普通に駐車してた件

2020-05-26

ルクセンブルクの一般駐車場にて、何とも奇跡的にポルシェの伝説のモデル「911(996)GT1」が目撃に。
ポルシェ「911GT1」といえば、1996年のル・マン24時間耐久レースに参戦するために開発された「993」ベースのレーシングモデルで、現在の価値は3億円以上とも言われています。


恐らく、今回目撃されている個体はストリートバージョン「911(996)GT1 Strassenversion」と思われますが、GT1規定にて公道仕様を生産する台数は25台まで。
もちろん、1996年前半にドイツ政府のコンプライアンス・テストはパスしており、エンジンの排ガス規定においても、レーシングモデルよりデチューン(最高出力544ps)済。

パワートレインは、排気量3.2L 水冷水平対向6気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力は上述の通り640ps→544ps。
車体重量は1,100kg(乾燥)と超軽量で、0-100km/hの加速時間は3.7秒、最高速度は308km/hにまで達します。

車高の低さが際立ちますね。
最低地上高に至っては9cmも有れば十分といったところ。

全体的なスタイリングとしては、丸っこいというよりも少し角ばった印象もありますね。
ルーフスクープはレーシングモデルの面影を残しつつも、冷却効果もしっかりと発揮しています。
ちなみに、1996年モデルはヘッドライトが丸型だったのですが、1997年型からは「ボクスター」に使用される涙目ヘッドライトへと変更しており、市販モデルもこの涙目ヘッドライトが採用されています。

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Reference:AUTOGESPOT