アーノルド・シュワルツェネッガー氏とクライゼルがハマー「H1」のEV化に成功

2020-05-27

元アメリカ・カリフォルニア州知事で、ハリウッドスターのアーノルド・シュワルツェネッガー氏が、自身の所有するハマー「H1」を、クライゼル・エレクトリック社との共同開発により電気自動車(EV)化に成功した模様。
このEV化計画については、クライゼル・エレクトリック社が僅か2か月ほどで開発を完了したとのことで、バッテリーパックとしては大容量の100kWhを搭載し、最高出力490ps、駆動方式は四輪駆動(AWD)、2つの電気モータを供給する”エコなマッスルカー”へと変身しました。


ちなみに、車体重量は3,300kg、最高時速は120km/hにまで到達し、一番注目となる航続可能距離は約300kmとなっています。

クライゼル・エレクトリック社は、以前にも同氏の所有するメルセデスベンツ「G350d」をEV化しており、こちらも同様のパワートレインを有することで、最高出力490psを発揮し、航続可能距離を300kmとしていましたが、この時の開発期間は約半年だった模様。
恐らく今回のハマー「H1」のEV化計画は、前身となる「G350d」でのノウハウを活かした結果から、開発期間が2か月へと短縮されたと考えられますね。

Reference:CARSCOOPS