ジープ「ラングラー」が1万台超えの大量リコール。エアバッグが展開しない恐れ有り

2020-05-26

自動車ニュース”Response”の記事より、ジープ「ラングラー」等の4車種がリコール。

リコールの内容としては、ステアリングコラムの不具合によるもので、この設計が不適切なために砂塵等がステアリングコラム内に侵入することがある模様。
そのため、ハンドル操作時にステアリングコラム内の配線が砂塵等と接触して断線し、エアバッグ警告灯が点灯して、最悪の場合は衝突時に運転者席側のエアバッグが展開しない、また警音器を操作しても警音器が作動しないおそれがあるとのことです。


対象となるのは、2006年12月2日~2016年8月16日に製造された「ラングラー・アンリミテッド」や「ラングラー」を含む4車種で、計1万6,198台の大規模なリコールとなります。

改善措置としては、全車両、ステアリングコラムカバー等の関連部品を対策品に交換するリコール作業を行うとのこと。
なお、現時点では不具合及び事故は発生していないとのことです。