これは意外。パリにて、リバティウォーク(LB)仕様のフェラーリ「458イタリア」が目撃に

2020-05-26

フランス・パリにて、ゴリゴリにカスタムされたリバティウォーク(LB Performance)仕様のフェラーリ「458イタリア」が目撃に。
リバティウォークは、”暴走族”が基本コンセプトとなっており、メーカも日本であることから国内でのカスタムモデルはよく目撃されるものの、海外(特にカスタム車両をあまり見かけないフランス)にて目撃されるのは中々に珍しいですね。

海外においては、ボディカラーをカラーラッピングにより変更したり、社外ホイール履き替える等のカスタムは良く見かけますが、車高をローダウンしたり、地面との接触の恐れのあるフルエアロ、更にはオーバーフェンダーといった見た目が大幅に変わってしまうようなカスタムを嫌う傾向にあると記憶していますが、ある意味この個体はそういった概念を完全に覆した貴重な一台とも言えますね。


全体的なスタイリングはやはり度肝抜かれるワイド&ロー仕様ですが、リヤにおいては特別なFRP製大型リヤウィングを装着していないのはちょっと意外。
足回りについては、Forgiatoのフロント・リヤ20インチホイールにハイグロスブラック塗装が施され、イエローカラーのブレーキキャリパカバーを装着し、カーボンブレーキは標準装備ですね。

そしてやはり、リバティーウォークの象徴でもある外付けのオーバーフェンダー。
リベット留めは男前仕様ですが、ホイールのツラ具合はもちろん、ここまでサイドフェンダーとフラットに仕上げてくる技術は圧巻。

リヤホイールの張り出しも中々に過激ですが、素のボディとオーバーフェンダーの一体感は意外にもナチュラルでまとまりがありますね。
日本のように狭く平坦な道が少ないところでは腹下擦り放題で走りにくいとは思いますが、フランスの平坦な道路や道幅の広いアメリカでは非常に走りやすい一台で、意外にも幅広く活用はできそうですね。

Reference:AUTOGESPOT