えっ?ガードレールが串刺しになったままのベントレー・ミュルザンヌが約160万円にて販売中

2021-02-20

ベントレーの4ドアセダンモデルとなるミュルザンヌがオークションサイトCopartにて、約160万円から販売中。

こちらの個体、見ただけで明らかにおかしいことが確認できますが、オーバースピードによってガードレールの先端から突っ込みそのまま串刺し事故になってしまったとのこと。

そのため約3,600万円もする高額車両がボディだけでなく、インテリアやエンジンにまで大きく損傷を与えてしまい、自走不可であることから修理することなく事故当時のまま出品されたとのこと。


リヤから見ても、ものの見事に右サイドだけが綺麗に串刺しになっていることが確認できますね。
一体どのような走り方をしたらこのような事故になってしまうのか非常にきになるところ。

内装はこんな感じ。

ガードレールが突き刺さったことにより、電装関係の被覆線や基板などがはみ出していますね。

事故当時、助手席には人が乗っていたとのことですが、危機一髪でガードレールの串刺しを免れたとのこと。

ただ、ちょっと不思議なのはこれだけの派手な事故を起こしておきながら、なぜエアバッグが作動していないのか、というところですね。

ちなみに、ベントレー・ミュルザンヌのパワートレインは、排気量6.75L V型8気筒OHVエンジンを搭載。この個体の名称は、ル・マン24時間耐久レースにて5度の勝利を挙げたベントレーのレースの歴史が由来となっており、サルト・サーキットの最も長いストレートにある右直角カーブの名前がミュルザンヌということで、この名前が付けられたといわれています。

Reference:CARSCOOPS