カワサキ「Z125プロ」がリコール。ECUプログラム不具合によりエンジンが停止する恐れ有り

2020-05-26

自動車ニュース”Response”の記事より、川崎重工業(Kawasaki)の原付二種スポーツバイク「Z125プロ」がリコール

リコールの内容としては、燃料噴射制御システムの不具合によるもので、燃料噴射を制御するエレクトロニックコントロールユニット(ECU)のプログラムが不適切なため、アイドリング時もしくは発進時のアクセル微開操作時にエンジンの燃焼状態が悪くなることがあるとのこと。
そのため、エンジン回転が低下し最悪の場合、エンジンが停止するおそれがあるとしてリコールを発令。


対象となるのは、2016年2月16日から2017年8月24日に製造されたモデルで、3,742台がリコールの対象となります。

対策措置は、全車両をECU対策品に交換する、リコール作業を行うとのことです。
なお、このリコール発令前に既に不具合が18件発生していますが、事故等は発生していないとのことです。

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