「修復することは芸術と感動だ」パガーニが「ゾンダ」の修復プログラムのショートムービーが公開に【動画有】

2020-05-27

パガーニ「ゾンダ」が不慮の事故により大破してしまったとのことで、この個体を見事なまでに綺麗に修復するプログラム「パガーニ・リナスチメント(Pagani Rinascimento)」のショートムービーが公開に。
パガーニのショールームにて行われているこちらの修復プログラムですが、元々はオーバースピードによって修復不可能とまで言われてしまった個体であるも、パガーニからすれば「事故した車両は芸術且つハイパワーなモデルへと進化する」ことを基本理念とし、精力的な修復作業を実施しているとのこと。
もちろん、修復するだけでもとんでもない金額(恐らくハイパーカー一台購入できるレベル)になると思われますが、それ以上の価値に仕上げ、おまけにワンオフモデルとして登場させるのがパガーニの素晴らしいところ。


本動画では、オーナーの要望に応じて各ボルトの修復はもちろんのこと、オリジナルの金型と素材を使用して、パガーニの職人が一つ一つ丹精を込めて手作業で形にしていきます。
なお、これについてパガーニCEOであるオラチオ・パガーニ氏は「私たちの顧客は、アトリエから出てきた個体のような美しいものへと修復することはもちろん、どんな状態であれば、最高の一台に復活させることを期待してほしい。顧客を感動させることが私たちパガーニの仕事だ」とコメント。

ちなみに、日本人オーナーとして有名なZOZOTOWNの前澤社長も、パガーニ「ゾンダZOZO」を所有し、納車1年にしてクラッシュしていましたが、この個体もパガーニ・リナスチメントプログラムにって修復され、更なるハイパワーモデルとして復活されることが期待されています(現時点では修復作業中なのかは不明)。

【Pagani Rinascimento】

Reference:CARSCOOPS

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ZOZOTOWN社の前澤友作社長が所有する、世界に一台だけのワンオフモデル パガーニ「ゾンダ」が東京都内にてフロントを大破する事故が発生した模様。
事故の詳細は不明ですが、ツイッターの記事を確認していくと、どうやら「ゾンダ」が無謀な追い越しを行ったところ誤ってスピンしてしまい、近くにいたマイバッハにクラッシュした模様。

幸い、この事故による負傷者はいなかったとのことですが、パガーニ「ゾンダ」は推定にして約3億円の価値があり、更にはマイバッハの方は約5,000万円程度の価格。被害総額は約3.5億円とのことで、まさしく人生が終わる事故ですね。

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