ランボルギーニ「ウルス」に続く「エストーケ」の予想レンダリングが公開。これ売れる?

2020-05-27

以前、ランボルギーニのSSUVモデル「ウルス」が発表され、そのデザイン性の高さとスペックの高さからオーダーが殺到。
納期は不明ながらも2年待ちは十分に有り得そうですが、今回これに続く実用性を加味した4ドアモデル「エストーケ」の予想レンダリングが公開に。
フロントエンドのデザインを確認していくと、ベースとなるのはフラッグシップモデルの「アヴェンタドールS」で、足回りも同車のフロント20インチ、リヤ21インチの異径タイプとなるディアンサスホイール。

関連記事:ランボルギーニのSSUV「ウルス」が遂に世界初公開。650馬力発揮、価格は2,400万円から

全体のスタイリングだけを見てみると、かなりシンプルな滑らかさを持つフレームですが、改めて感じるのは、「アヴェンタドール」のフロントデザインは全体的に刺々しさを纏ったスタイリングが似合うんだなぁと実感(反対に奇抜なデザインに見慣れたこともあってか、今回の「エストーケ」のデザインは非常に物足りなさを感じたり)。


リヤデザインも「アヴェンタドール」をベースとしたY型のリヤテールランプを採用していますね。
リヤディフューザー等のエアロパーツは設けられず、かなり落ち着いたデザインで、リヤマフラはデュアルタイプのマフラカッタを装着しています。

「エストーケ」は、2008年にモンディアル・ド・ロトモビルにて出展された4ドアスポーツサルーンタイプのコンセプトモデルで、「ガヤルド」ベースとなる排気量5.2L V型10気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力560ps、最大トルク540Nmを発揮。
シャシーは、アウディ「A8」にも採用のアルミニウムスペースフレームを共有しているため、ロングホイールベースを装備。
なお、現時点で「エストーケ」が市販化される話は浮上していませんが、今後モーターショー等でプロダクションモデルの出展も十分に考えられますが、こうしたモデルの需要が十分にあるかといわれると、ちょっとした疑問が生じるところではありますね。

Reference:CARSCOOPS

関連記事①:本当か?ランボルギーニのコンセプトカー「ESTOQUE(エストーケ)」が現実的に市販化される?


ランボルギーニが過去にモンディアル・ド・ロトモビルにて公開した4ドアスポーツコンセプトカー「エストーケ」が、将来的に市販化されるかもしれないとの可能性が浮上。
この個体をみる限り、先代の「ガヤルド」と後継と「ウラカン」を足して2で割ったようなスタイルでありながら、パワートレインは排気量5.2L V型10気筒エンジンを搭載する、最高出力560psの「ガヤルド」仕様。

しかし、将来的にはV型12気筒ターボエンジンやV型8気筒エンジン+ハイブリッドが開発される可能性もあるとされてきましたが、その線は正直微妙なところ。
そもそも、ランボルギーニが4ドアサルーン等の実用的な市販車を今後世に出していくかは微妙なところではありますが、クーペタイプSUV「ウルス」が市販化される(更にはプラグインハイブリッドモデルも)以上は、もしかしたら本当に発売されるのかもしれないですね。

関連記事②:ランボルギーニからシューティングブレーク?フェラーリ「GTC4ルッソ」を意識した謎のレンダリングが公開に

今年の12月4日に、ランボルギーニからスーパーSUVモデル「ウルス」が発表されることが判明していますが、その一方で謎のシューティングブレーク・コンセプトと思わしきレンダリング画像が公開に。
コチラのは個体は、ロシアのデジタルアーティストであるイゴール・シチコフ氏がデザインしたもので、ランボルギーニ「セストエレメント」「レヴェントン」「エストーケ」をモチーフに独自に描いた唯一無二のスーパーシューティングブレークなのだとか。

ライバルとする個体は、フェラーリ「GTC4ルッソ」であるとのことで、パワートレインはおそらく「アヴェンタドール」と同様で排気量6.5L V型12気筒自然吸気エンジンを搭載を予想しますが、「ウルス」と共通のパワートレインの排気量4.0L V型8気筒ツインターボエンジンないしは強力なプラグインハイブリッドの可能性も。

フロントエンドデザインはかなり攻撃的且つ角張った印象を受け、フロントグリルがエアインテーク含めフラットに3つ存在していますね。

サイドパネルは異様なまでに複雑なプレスラインで、強烈なエッジが効いています。
フロントボンネットからAピラー、ルーフにかけての流線が非常に独特で、おまけにルーフからりやハッチまでのラインは若干の傾斜を持たせて少しずつ下っていることが確認できますね。

上部のデザインはこんな感じ。
ガラスとボディパネルの配置が非常に複雑ですね。ルーフとリヤハッチの間につなぎ目があることが確認できますが、リヤハッチは収納用のトランクスペースを設けているのかもしれません。

ちなみに、この個体は主にトラベル・レザー用としてデザインされており、モデルもトラベル目的の女性を対象に。
ただ、これだけの攻撃的なスタイリングを持つ個体から、女性が下りてきたら相当にびっくりしますね。