ライバルはランボルギーニ「ウルス」。GパワーがBMW「X5 M」を+200馬力アップ
ドイツの過激チューナーであるGパワーが、BMWのハイパフォーマンスSUVモデル「X5 M」をチューンアップ。
外観はもちろんですが、やはり一番に力を入れているのはエンジンで、元々「X5 M」に搭載される排気量4.4L V型8気筒ツインターボエンジンに、ステージ1のBi-Tronik2 V1エンジンのソフトウェアの最適化並びにパワーモジュールを使用することで、最高出力575ps→650ps、最大トルク750Nm→850Nmまで向上。
更にステージ2では、エンジンをそのままに最高出力750ps、最大トルク905Nmにまで引き上げることで、Gパワーがライバルと考えるランボルギーニ「ウルス」を大幅に超えるパワーを得ることに。
ちなみに、ランボルギーニ「ウルス」のパワートレインは排気量4.0L V型8気筒ツインターボエンジンを搭載し、最高出力650ps、最大トルク850Nmを発揮するため、今回のステージ1と同等レベル。
関連記事:ランボルギーニのSSUV「ウルス」が遂に世界初公開。650馬力発揮、価格は2,400万円から
なお、Gパワーはエンジン以外にもスポーツエキゾーストシステムやフレアフェンダー、カーボンベンチュリーフード、ダブル5スポークを備えた23インチ鍛造ホイールセットを備えることで、よりスポーティさを追求し、SUVモデルとして最強の一台となるチューニングモデルとなりそうですね。
関連記事①:Gパワーが、BMW「Z4 sDrive18i」をチューン。ECUアップグレードで約50馬力向上
BMWのMシリーズを最高出力1,000psまで向上させる過激チューナーのGパワーが、「Z4 sDrive18i」をアップデートチューン。
今回のチューン対象となる「Z4 sDrive18i」は、排気量2.0L 直列4気筒ツインターボエンジンをそのままに、ECUアップグレードにより最高出力156ps→204ps、最大トルク240Nm→310Nmを向上しています。
本来であれば、こういったECUの調整を行うと、ユニットの寿命が短くなるとの情報も有りますが、Gパワーでのチューニングにおいては、そういった寿命は影響は受けないとのこと(詳細は不明)。なお、今回のアップグレードチューニングにより、ホイールも18インチから20インチの超軽量鍛造ホイールに交換し、ブレンボ製のカーボンブレーキを着用しているとのこと。
話は脱線しますが、以前より大きな噂となっているBMWとトヨタの共同開発中の「Z4(Z5)」ですが、直近の情報によると、2017年8月のペブルビーチ・コンクール・デ・エレガンスにてデビューするとのこと。
関連記事②:Gパワーが、BMW「M4」専用チューニングパッケージを発表。最高出力を200馬力以上も向上
主にアウディやBMWといった欧州車両をメインにチューニングを手掛けるGパワーが、BMW「M4」専用のチューニングパッケージを公開に。
このチューニングパッケージの概要として、排気量3.0L 直列6気筒ツインターボエンジンはそのままに、最大出力425ps→670ps、最大トルク550Nm→760Nmとそれぞれ200以上の向上に成功。
ちなみに、0-100km/hの加速時間は3.5秒、最高時速は330km/hに到達となっています。この他にも、直径90mmのカーボンが加味されたチタン製マフラや、ボディカラーのオレンジと同色となるHurrican RRの20インチ鍛造ホイールを装着することにより、よりアクティビティな足回りへと変化していますね。
関連記事③:GパワーズがBMW「M4」を最大600馬力まで向上させるパワーアップキットを発表
欧州のチューナーにて有名なGパワー社が、BMW「M4」専用かつ「M4GTS」を上回るパワーアップキットを発表しました。
このパワーキットは、Bi-Tronik2 V3 ECUという特注のチタン製4本出しマフラを装着し、更には最高出力592psで最大トルク740Nmを発揮する仕様となっています。
なお、0-100km/hはわずかながら「M4GTS」よりも0.1秒遅い3.7秒となっていますが、それでもほとんど差の無いスペックとなっています。
他には、21インチの鍛造ホイールや、GM4-RSのスポーツ専用サスペンション等が装着され、よりスポーティな仕上がりとなっていますね。
関連記事④:大分力が入っているな。ドイツのチューナーがBMW「M2」専用のパワーアップキットを開発
ドイツのチューナーとして有名なGパワーが、BMW「M2」のパワーアップキットを開発。馬力とトルクを向上させ、見た目のアグレッシブさを強調させました。
今回のパワーアップキットにより、パワートレインは排気量3.0L 直列6気筒ターボエンジンはそのままに最高出力を410ps→450ps、最大トルクを570Nm→675Nmに向上。
更には最高速度を290km/hまでスピードアップさせ、よりスポーティなパワーバランスとしました。
また、エキゾーストサウンドの改善のためチタン製に変更し、ホイールも19インチから鍛造20インチへとインチアップすることでよりハードな仕上がりとなりました。