まさか「NSXタイプR」?ホンダから新たな特許画像が公開に

2020-05-27

ホンダは、昨年の2016年6月28日にハイブリッドスーパースポーツモデル「NSX」のハイパフォーマンスモデル「NSXタイプR」と思わしき特許画像を出願しましたが、特許商標庁から遂にその画像がリーク。
ホンダの特許文書には、これらのイラストレーションに描かれているものは、「NSX」のハイパフォーマンスカー(すなわち「NSXタイプR」)のデザインであるとして、乗用車やレーシングカー、ミニバン、トラックなどのあらゆるタイプの自動車をカバーできる程のパワーとパフォーマンスを持つと言われています(この文面の意味についてはちょっと不明)。
「NSXタイプR」は、以前にも開発車両が捕捉されており、フロントアスクルから電気モータを取り外すことにより、軽量化を図り、更にはフロントフェイスをアグレッシブに変更したモデルになる可能性が高いと言われてきました。


以下は「NSXタイプR」のフロントバンパーとなりますが、パッと見でデザイン変更は無さそうに感じるも、フロントロア部にはストレートのメッシュ(ダクト)を追加していますね。
これによる車体構造の剛性向上や空力特性、冷却機能を併せて発揮するとのこと。

その他にはエンジンベイに異物が入り込まないようなメッシュデザインの変更や、クロスバーデザインの変更により、空気をせき止めるエアダム構造の改良等、2016年に登場したばかりの「NSX」よりも更に空力特性と走行性能に優れた一台を生み出す可能性がありそうですね。
ただ、現時点でこの個体が正式に市販化される予定は無く、早くとも2019年以降になるのではないかと予想されています。

Reference:motor1.com

関連記事:ホンダ「NSX」に早くもハードコアモデル登場?ニュルにて、テスト車両が目撃に【動画有】

ドイツ・ニュルブルクリンクにて、ホンダ「NSX」のハードコアモデルと思わしき開発車両を捕捉。
2017年モデルとしてようやくのニュブルクリンク・ラップタイムの計測かと思いきや、現行よりも更にハイパワーになると思われる個体を現在開発中であることが判明。
新型「NSX」が2月末に発売してから、未だ半年も経過していませんが、かなり早いアクションのように感じられますね。

具体的にどの程度パワーアップするかは不明であるものの、パワートレインが大きく変更する可能性は低いとのことで、足回りの強化や外観の一部変更等、よりレーシングなイメージモデルになるのではないかと思いますね。
なお、今回捕捉されている開発車両のニュルのラップタイムを計測したところ7分36秒という記録で、市販車両最速の記録となるランボルギーニ「ウラカン・ペルフォルマン」の6分52秒よりも44秒遅い結果に。