【価格は586万円から】実は世界で2番目に売れているジープ・ラングラー/ラングラーリミテッド。国内限定モデル”オーバーランド・ナチョ”が2021年7月10日に発売へ
アメリカで人気のスナックから着想を得たオレンジカラーがポイント
ジープのオフロードクロカンモデルでお馴染みラングラー(Jeep Wrangler)/ラングラー・リミテッド(Wrangler Limited)の2車種に、国内限定の特別仕様車オーバーランド・ナチョ(Overland Nacho)が発売されました。
このモデルは、国内市場限定300台のみ(ラングラー版が100台/ラングラー・リミテッド版が200台)販売されます。
ちなみに日本で販売されているジープ・ラングラーは、アメリカに次いで世界で2番目に売れている巨大マーケットで、更に深堀していくとジープブランド全体では6番目なんですね。
なお2010年のジープの国内販売台数は1,010台と非常に少なく、しかしその10年後の2020年には13,360台と10倍以上の過去最高を記録し、2021年は前年の販売台数を上回る勢いとなっています。
食べ物から着想を得る辺りはアメリカブランドならでは
今回その販売の勢いに大きな手助けとなるのが、国内市場限定のオーバーランド・ナチョになるわけですが、その見た目は何とも明るく、どこか南国をイメージしたかのような特別な雰囲気。
ちなみにナチョの由来は、メキシコの伝統的なスナック「Nachos(ナチョス)」で、ナチョチップはアメリカでも人気が高く、チェダーチーズをたっぷりかけて食べるのが代表的な楽しみ方とのこと。
明るいオレンジのオーバーランド・ナチョは、チェダーチーズをかけたナチョチップを連想させると共に、日常を陽気に楽しむ彼らのライフスタイルを想起させているとのことで、こういった独特の発想はアメリカならではだと思うんですね(まさか食べ物を車のデザインに取り入れるなんて、日本では中々に考えにくい)。
アウトドアブームも影響して、更にオフロードクロカン系は人気を得るかもしれない
こうした自由でアメリカらしい楽しみ方を持ったラングラーですが、確かに他のブランドでは味わえないことですし、何よりも昨今の諸事情にてアウトドアがブームとなっていることも手伝って、すぐに完売する可能性も高そう。
先述のアウトドアブームにより、オフロードクロカンのラングラーを筆頭に、スズキ・ジムニー(Suzuki Jimny)やトヨタRAV4/ランドクルーザー300(LC300)も高い注目度を集めているわけですし、今後ジープからも積極的に特別仕様車をラインナップして販売台数に大きく貢献していくのではないかと推測しています。
オーバーランド・ナチョの特別装備と主要装備をチェックしていこう
少し話は脱線しましたが、特別仕様車オーバーランド・ナチョの主な特別装備は以下の通り。
◇シルバーアクセントのフロントグリル/ヘッドランプベゼル/サイドミラー
◇18インチ専用アルミホイール
◇Jeepロゴ入りハードタイヤカバー
◇Overlandの刺繍入りブラックレザーシート
◇Mopar製ハードトップヘッドライナー(断熱効果&保温効果付き)
続いて主要装備は以下の通りで、サハラグレードをベースにしていることもあって快適性は十分高いと思います。
◇LEDヘッドライト
◇フロントシートヒーター
◇ヒーテッドステアリングホイール
◇8.4インチタッチパネルモニター付オーディオナビゲーションシステム(Uconnect)
◇サブウーハー付アルパイン製プレミアムスピーカー
オーバーランド・ナチョの価格帯は?
最後に特別仕様車オーバーランド・ナチョのグレード別価格帯を見ていきましょう。
【ラングラーのグレード別価格帯一覧(10%税込み)】
◇ラングラー・オーバーランド・ナチョ:5,860,000円
◇ラングラー・リミテッド・オーバーランド・ナチョ:6,230,000円
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