アウディ・新型「A1」の開発車両を捕捉。最新LEDヘッドライト採用、フロントグリルもサイドに

2020-05-27

スカンジナビアにて、ウィンターテスト走行を実施ているアウディのエントリーハッチバックモデルとなる新型「A1」の開発車両を捕捉。
今回捕捉されている新型「A1」は、2017年1月に捕捉されて以来1年ぶりの登場となりますが、まだまだカモフラージュは分厚い模様。
基本的なスタイリングはそこまで大きな変化は無いものの、やはりフロントヘッドライトはマトリクスLEDヘッドライトを採用する可能性が高そうです(ウィンカーも流れるシーケンシャルタイプに?)。
また、フロントフェイスにおいても、最新モデル「A8」のようなワイドグリルとなりアグレッシブな表情へと変化していますね。


新型「A1」では、フォルクスワーゲン「ポロ」やセアト「イビザ」といった小型車両用となるフォルクスワーゲンのMQB A0プラットフォームを採用。
このプラットフォームは、スポーツモデルの「S1」にも採用される可能性が高く、リヤサスペンションの剛性も向上されることが予想されています。

サイドから確認してみると、リヤドアが若干長くなっているようにも見え、コンパクトハッチバックでありながらも快適な室内空間が提供されるのかもしれません。
フロント・リヤオーバーハングも短めで、ロングホイールベースであることから、走行性能向上にも大きく期待したいところ。

リヤデザインにおいては、Qシリーズの特徴でもあるラップアラウンド・テールライトを採用。
インテリアにおいては、Apple CarPlayやAndroid AutoといったMMIインフォテイメントシステムが搭載され、更にはオプションにて、12.3インチの大型ディスプレイも選択が可能となります。

パワートレインとしては、新開発となる排気量1.0L 直列3気筒ターボエンジンを搭載し、最高出力82~115hpを発揮するベースモデルや排気量1.5L 直列4気筒エンジンを搭載の1.5TFSI、更には排気量2.0L 直列4気筒エンジンを搭載する2.0 TFSIがラインナップされるといわれています。

Reference:autoevolution

そういえば「A2」の存在は?
関連記事:市販化はあるの?アウディ「A2コンセプト」のイメージ画像が公開に(2017/6/8投稿)

アウディのエントリーモデル「A1」の一つ上のランクに位置する「A2コンセプト」。
メルセデスベンツ「Aクラス」と競合になると言われていたモデルでしたが、自動車ジャーナリストから”中途半端”等の批判コメントも多く、お蔵入りになっていた幻のコンセプトモデルでもありますね。

そんな「A2コンセプト」が、最近になって新たなレンダリング画像として登場。
このコンセプトモデルのデザインを担当したPino Cazzetta氏によると、車体サイズは全長3,826mm×全幅1,673mm×全高1,553mmと、BMW「i3」に近い車体形状になるとのこと。

サイドを確認すると、フロントノーズが非常に短いことから、小排気量または電気自動車の可能性があるものの、やはり車体形状とデザインという観点では、イマイチな感じではありますね。

リヤは意外とシンプルで好ましいですが、リヤガラスが思った以上に小さく、後方視界はあまり良くないのかもしれません。
価格設定などはもちろん不明ですが、「A1スポーツバック」が269万円、「A3スポーツバック」が293万円となるため、概ね280~290万円が妥当なところかもしれません。