えっ、マジ?生産第1号のシボレー「コルベットZR1」がオークションにて約1.1億円にて落札

2020-05-26

先日開催のバレット・ジャクソン・スコッツデールオークションにて、2019年モデルで生産第一号となるシボレー「コルベットZR1」が出品され、最終落札価格が驚異の1.1億円となったことが分かりました。
今回のオークションにて落札された金額は、スティーブン・シラ・トンネルからタワーズ財団へのチャリティー企画「アメリカン・ヴレイヴェージ・プログラム」に全額寄付されます。
今回、大きな注目を受けたシボレーのハードコアモデルとなる「コルベットZR1」。
ベースはハイパフォーマンスモデル「コルベットZ06」となっているも、パワートレインは排気量6.2L V型8気筒スーパーチャージドエンジンを搭載し、最高出力765ps、最大トルク968Nmを発揮する”コルベット史上最強モデル”となります。


今回出品される「コルベットZR1」の詳細となるボディカラーやオプション等は不明となっていますが、有償オプションとなるZTKパフォーマンスパッケージを装備しているとのことで、こちらはフロントスプリッターを設けることで約430kgのダウンフォースを発生することが可能となり、更には調節可能なハイウィングも追加。
その他の装備には、ミシュラン製パイロットスポーツカップ2のサマータイヤ、シャシーの改良、更には大きなコーナリンググリップを提供するリターン式磁気式ライドコントロールシステム、電子式リミテッドスリップディファレンシャル、ブレンボ製カーボンセラミックブレーキを標準装備します。

なお、今回のオークションについて、バレット・ジャクソンの会長兼CEOであクレイグ・ジャクソン氏は「これまでバレット・ジャクソンは、オークションにて募集される寛大な寄付金とともに、慈善団体やその資金のために今回の落札額を与えることで、必要な救済をもたらすことになる。これからも本オークションが必要とされる存在でありたい」として、オークションのあり方、そして慈善活動にかける意気込みを語りました。
なお、この日は最新モデル「フォードGT」も出品予定となっていて、こちらについてはノースカロライナの自閉症協会のIgniteプログラムのための収益金として寄付されるとのことです。

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Reference:motor1.com