どんだけ出てくる納屋シリーズ。今度は希少なフェラーリやBMW、モーガン等5台のレアカーが発見される【動画有】

2018-01-282020-05-27

アメリカ・ノースカロライナ州のとある納屋にて、5台のレアなクラシックカー達が発見されています。
過去これまで、アメリカを始めイギリスやドイツ(ときには日本でも！)にて、数多くのクラシックカー等が発見されていますが、なぜこういった希少な個体達が納屋にて放置されているのかは不明。
詳細は非常に気になるところですが、早速発見された個体たちを確認していきましょう。

まずは、1978年式のモーガン「プラス8」(グリーンのボディカラー)。
この個体はイギリスのモーガンが1968年から2004年と長年に渡り生産し続けてきた歴史あるスポーツカー。
「プラス4」のシャシーをベースとしており、パワートレインは何とも強力な排気量3.5L　アロイブロックのビュイック製V型8気筒エンジンを搭載。後の2010年には生産が再開されましたが、その際にはビュイックからBMW製の排気量4.8L　V型8気筒エンジンへと置き換えられています。

続いても、上の画像から確認できますが、クリーム色でフロントボンネットが開けられた何ともマニアックなトライアンフ「TR6」。
トライアンフは、イギリス自動車メーカで、車両名称に「TR」と付けているのは「Triumph Roadstar(トライアンフ・ロードスター)」のイニシャルから取られています。
今回発見されているのは、1969年～1976年に製造された「TR6」で、ドイツ製カロッツェリア・カルマンによって新しくリプレイス。更にはこのときには先代モデルの特徴でもあった寄り目のヘッドライトも排除されました。生産台数は91,850台。

続いては、レッドカラーのACコブラ「427」。
この個体は、こんもりと膨らんだフレアフェンダーや大口径ホイール、ロールバーレス、サイドパイプ無し、フードスクープを装備するゴリゴリのスポーツモデルで、走行距離は約30,000kmとそこそこ走られていますね。

年式は不明ですが、恐らく1965年～1967年の間で製造されたMKⅢシリーズで、パワートレインは排気量7.0L　フォードFE製V型8気筒エンジンを搭載します。

続いては、画像からは確認できませんが、BMW初の四輪駆動モデル「325iX」も発見されています。この個体は、1982年から1994年に製造された第2世代のE30シリーズとなります。
ちなみに、1985年に小変更が行われた3シリーズですが、この他にもグループAレースへのホモロゲーション取得のために開発された高性能スポーツセダン「M3」が登場した年でもありますね。

そして最後は、超希少モデルとなるフェラーリ「275GTB/4」。
こちらの個体、1966年から1968年に製造され生産台数は僅か350台のみ。
合金ボディを持ち、フェラーリモデルの中でも最も有名なエンジンの1つでもある排気量3.3L　Colombo 60度V型12気筒自然吸気エンジンを搭載し、最高出力300ps、最大トルク294Nmを発揮します。